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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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全学相2日目。
今日は分科会です。
僕は、キャリア教育の分科会に出ました。

午前中は中学校の実践発表。
よくある体験学習のようですが、事前学習がすばらしい。
それと、他教科との連携も考え抜かれていて、良い実践でした。

午後はコーチング。
普通のコーチングですが、講師の個性が出ます。
なかなか元気な女性で、好感がもてました。
基本ですが、参加者としてやってみると、いろいろ勉強になりました。

夕食は、兵庫の先生と、念願のスープカレーに挑戦。
辛さはプラスワンでしたが、限界でした。

大通り公園はビアガーデン。
札幌の短い夏を惜しむが如くでした。

明日は帰路につきます。
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今日から全国学校教育相談研究大会1日目。
講演2本。

1本目は竹田津実先生の「子ギツネヘレンののこしたもの」
正直言って、動物ものかよと期待していなかった。
そんな偏見でものを見てはいけないという好例だった。
すばらしい講演で、久しぶりにもっともっと聞きたいと思った。
動物はすばらしい、人間は見習うべきだというステレオタイプではない。
獣医として、何度安楽死させようとしたかと思いつつ、野生動物を治療していく内に見えてきたもの。
それは動物の本能だった。

例えば、アヒルが泳げるのは、母親が子どもを懐に抱き、羽と羽をすり合わせて、そこで生じる静電気が水をはじいて浮くことができるという仕組みらしい。
つまり、母子のスキンシップがアヒルとしてのアイデンティティを形成していくのだ。

また、狐は一度に4匹ぐらい子供を産むのだが、
親は愛情にあふれていて、子どもをなめるのが習性らしい。
子どもが4匹いれば、他の子がなめられている間にお乳を飲んだり寝たりできる。
ところが、子どもが1匹なら子どもはなめ続けられ、お乳を飲むことも寝ることも、衰弱していく。
これは一人っ子の危うさと重なる。

などなど、自然の摂理は動物だけでなく、当然、1動物である人間にも当てはまる。

2人目は、早起き早寝運動の神山潤先生。
生体時計は地球時間より1日に1時間ほど長いらしい。
人間はそれを調整しながら生きてきた。
その秘密は光である。
朝日と共に目覚め、夜は光を遮断して眠る。
それを人間は、特に日本人は崩している。
子どもは勉強というより、テレビやゲームをして。
大人は残業や娯楽のため。
さらに、大人である親は、自分の都合で幼い子どもを夜遅くまで連れ回る。
夜更かし、朝寝坊は、絶えず時差ぼけ状態を引き起し
体調不良、運動不足、学力低下、肥満、イライラを併発する。
らしい。

日本人は自滅の道を転がり落ちているのか。

研修会終了後、市電に乗って藻岩山へ。
暗くなるまで、麓のロイズ珈琲館でおいしい珈琲を飲みながら、読書しました。
優雅な時間でした。
暗くなり始めた頃にロープウェイに乗って山頂へ。
夕立の後心配していましたが、見事な夜景が眼下に広がりました。
本当についています。
ラーメン横町の華龍でコーンバターラーメンを食べて、宿に帰りました。
京都府立学校教育相談研究会というやたら長い名称の研究会の夏季研修会を主催しました。

府立高校のイベントですが、小学校、中学校の先生方にも呼びかけました。
結果、40人を越える参加者がありました。
そのうち小学校が半分以上で、小学校の先生の熱心さが伝わってきました。

研修内容は、午前が講義、午後が実習で、
両者がうまくかみ合い、参加者全員に満足していただけたようでした。
僕なんかはロールプレイなどの実習ズレをしていますが、
多くの先生は初体験で、こわごわ参加したがよかったということでした。

こういう系の研修は実際に体験しなければわかりません。
うちの研究会ではそういうプログラムを多く提供していきたいと思っています。
前回まで4回のコーチ養成講座を終え、
今日は卒業生として参加しました。
なんて、たいしたものではなく、まだまだ道は遠いものです。
それでも今日は、落ち着いてコーチをすることができました。

夢は授業でアクションラーニングをすること。
生徒向けのワークシートも完成しつつあり、実現に向けて着実に進んでいます。

産業カウンセラーのフォローアップ研修会の3回目。
講師は十三カウンセリングルームの酒林先生。
酒林先生とは、17年前、摩耶山の上で東山先生のペーシック・エンカウンター・グループに一緒に参加して、それ以来賀状の交換を続けていました。
今回は理論学習で、うつ病や統合失調症やパニック障害について。
単なる理論ではなく、実践に基づいた、裏情報や仮説なんかもふんだんに入っていて、
とてもよくわかりました。

精神的な病は、健常な人と紙一重の部分が多く、堤防のどちらに落ちるかという問題のように感じました。

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