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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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小林先生のワークシート活用研修会の第2回。
今回は、コンセンサスゲーム。
さすが手慣れたものだった。
どれも知っているワークでしたが、受ける立場で研修をするのは新鮮でした。
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何をフォローアップするかと言えば、産業カウンセラー。
2回目の研修会。講師は親愛なる酒林先生。この人は凄い。

今日は酒林先生の神髄が見れるロールプレイ。
ちゃんと事例を用意して行き、見事、クライエントをしました。
問題は、過去未来の話。あの時ああしていたら今頃どうなっていただろうか。
いろいろな気づきがありある程度整理できました。
カウンセラー役の人も違うパターンで、クライエントながらカウンセラーの勉強になりました。
午前9時から午後6時過ぎまで、30分の昼食を挟んで8時間、
6セッションをこなしました。
そのうち1回ずつコーチと問題提示者になります。
2回目のセッションのコーチをしたのですが、混沌の内にタイムアウトしてしまいました。
どうしてもカウンセリングの癖である、
「待つ」と「切れない」が出てしまい、チームには迷惑をかけてしまいました。
でも、失敗を通じて、アクション・ラーニングの神髄が見えたような気がします。
単なる問題解決ではなく、そこにチームとしての学習と成長がある。
それを徹底的にサポートするのがコーチの役割。
勇気を持ってタイムリーに介入するも、
後はチームの力に委ねる。
本当にチームを信じてないとできません。
一応終了。
しかし、ゴールがはるか遠くになってしまった。
現場に導入するのも、そう簡単なものでもないことがよく分かりました。
縁があって、大阪の研修会まで行ってきました。
その名の通り、グループワークについて研究するグループなのだが、
運営も進行もとってもファジー。
だから、よそ者が参加してもすんなり入れる。

「ゲゲゲの鬼太郎、妖怪探し」というゲームをしたのだが、
仕組みはシンプルなのだが、理屈が難しく、頭が真っ白になった。
ワークの途中から、完全にお客さん状態。
頭が動かない。
ならば、そういう子の身になってみようとしました。
いつ投げ出してしまおうかと思いましたが、グループのムードを壊すこともできず、
チョロチョロと参加しました。
つらさがよく分かりました。

産業カウンセリング協会6月特別例会の講師は、渡辺先生でした。
満員御礼、当日受付はなかったのですが、空席もあり、非常にもったいないことをした人がいました。

開口一番、「私はカウンセリング心理学をしてきた人間なので、臨床心理士の資格は取りませんでした」
この一言で、僕は真剣モードに入りました。

課題は、産業カウンセラーとキャリアカウンセラーの違いは?でした。
答えを言ってしまうと、
産業カウンセラーの「産業」は仕事をする「場」である。
キャリアカウンセラーの「キャリア」は「課題」である。
つまり、産業という場において、キャリアという課題を扱うのが産業カウンセラーである。

これを応用すると、スクールカウンセラーとは何か。
学校という場でカウンセリングをする人。
とすれば、学校という場を知らなければならない。
学校という場で何が課題になっているかを知らなければならない。

とすれば、全てが全てではないが、スクールカウンセラーとして優先的に採用される臨床心理士はそう言うことを考えているのか?考えようとしてもその知識があるのか?と言えば、ない人が多い。

これは、「エンプロイビリティー」の問題です。
臨床心理士という資格を持っているとして、それで何ができるのかが問われている。
資格に安住するなら、その人はおしまいです。
そして、臨床心理士という資格も社会認知されなくなります。

同じことが教師にも言えます。
免許更新制度が否応なく実施される。
現実を変える力がないとすれば、その中で何ができるかを、当面は考えなければならない。
(力を付ければ、言うことを聞いてくれる人も増える。そういう人が増えれば世論も動く。)
教師に安住するのでなく、何ができるのかを自己探求し、自己啓発しなければならない。
そして、これが大事だが、
それをアピールしなければ、単なる現状追認になる。
武器を手に入れたならば、それをアピールする。

ただ一つ問題がある。
それは、それを評価する人の問題、組織の問題です。
学校で言えば、校長と名のつく人。
この人が、教師の「エンプロイビリティ」を正しく評価できないなら、亡国のシステムになる。
(もっと皮肉を言えば「エンプロイビリティ」と言う言葉自体知らない人が少なくない)

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