教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
もう一つ残っていたクラスで「舞姫悪者探しlをした。「舞姫悪者探し」とは、「舞姫」に登場する8人の人物を悪いもの順に並べると言うグループワークである。順位をつけるには、一人ひとりの行動を確かめなければならない。また1つの基準を持って順位付けなければならない。その基準こそがこの「舞姫lの主題につながっていくと言う仕掛けである。今日のクラスは、あまり盛り上がらなかったように見られたが、感想文を読んでみると、ゲームの趣旨をよく理解してやっていたことがわかる。「舞姫悪者探しlは鉄板の授業である。「舞姫チェック」と並んで僕の教材の中でベストワンだ。継承してもらえる人がいるかどうかわからないのが心残りであるが、おそらく43年間の教師生活の最後の「舞姫悪物探し」であった。満足満足。
PR
夜風呂に入ろうと用意をしていると、パジャマがない。10秒ほど考えて、着ていることに気づいた。パジャマと言ってもTシャツとハーフパンツであるが、朝新聞を取りに玄関を出た以外は、家から一歩も出ていない。何をしていたかと言えば、授業の準備、長文のメールの送受信、それとプライムビデオで三国志を見ること。ようやく諸葛孔明が登場して役者が揃った。100回の3分の1を過ぎたところである。暑さも緩んできたので、積極的に外出しよう。
準備に準備を重ねた教育カウンセラー協会のオンライン研修会、成功裏に終わった。僕は前半のパネラーと後半のファシリテーターを務めた。前半では、高校での未来プロジェクトの報告をした。報告しながら自分で確認したことがある。それは、グループワークは1つの仕掛けに過ぎず、その中で生徒の様子をよく観察することが目的である。さらに生徒の実態に合ったプログラムのアレンジが必要である。こうして発表していると課題が浮き上がってくるものだ。
今日はというか今日も疲れた。などと言ってはいられない。ハードな日程の中皆さん頑張っている。毎日9時過ぎまで学校にいて、土日は部活動をしている先生もいる。本校だけでなく、他校にもそーゆー先生が多くいる。それに比べて僕はなんと楽をしているのだろう。疲れたなんぞと言ってはいけない。気力が足りないのだ。
自民党の総裁は無風で菅に決まりそうだ。安倍政権の継承と言うことで、当分停滞することになるだろう。菅には大きな決断をする立場はなく、派閥の意見の公約数の上でしか動けないだろう。また対抗する野党も離合集散状態で、大きな変化を起こすことなど望むべくもない。しかし世界は大きく変化し、このままでは日本は取り残されるだろう。幕末のように幕府には人材はなく、その上、長州藩も薩摩藩もなく、人材は日本にいないのか。