デジタル学校とアナログ老教師

本校はICTの最先進校である。今日も校長がオンデマンド教材を併用しながら、教師は個々の生徒をサポートする体制を模索すると言った。アナログ老教師としては、ついていけない気がする。この流れは全国的なもので、逆戻りできないだろう。老兵は死なず、去りゆくのみか。でも、老兵にも、老兵にしかできないこともあろう。

リアル研修会

オンラインではなく、対面のリアル研修会は半年振りか。
カウンセリングの研修会、しかも講演会ではなく、ロールプレーやエンカウンターの研修。
定年前に通っていた研修会の研修だが、今年度はコロナで休止状態にあった。
会員の要望もあって夏季研修会の形で実施されたのだ。
参加者は10人、みな対面研修に飢えていた。
やはり、対面はいい。ZOOMでは感じられない人間関係の連鎖がある。
話すつもりのなかった話を誘発される。
それは自分の奥底に潜んでいたもので、それこそが本当の自分の問題だ。
それを話しても受け入れられている実感がある。
学ぶものが多かった。満足の研修会だった。

若者のいる生活

娘が、仕事で、東京から帰省している。お盆の里帰りを兼ねて長期滞在している。
ゴールデンウィークは帰ってこなかったので正月以来だ。あの頃はコロナの「コ」もなかったか。
老夫婦2人の生活は静かだった。娘が帰ってきて一気に明るくなった。
僕の嬉しいが、家内の方が3倍喜んでいる。母子の繋がりの強さ。
しかし、東京知事は帰省するなとのお達しである。
東京娘を匿っているのか、隠れコロナか。自粛警察の目を逃れねばならないのか。
なんだかねえ。

自分で判断する

GOTOで旅行を奨励する官房長官と、お盆に規制するなのたまう都知事、正義はない。コイツラの言うとおりにしてる身動きができなくなる。何にもしないで口先だけの政治家は当てにならぬ。最後は、自分でよく考えて慎重に行動するしかない。今夜、娘が規制するのもそう、盆明けにGOTOで旅行するのもそう。そういう時代だ。

保護者面談の感触

教育相談係として保護者面談に同席した。6年ぶりか。
担任をしていたとき、休み前にアンケートを取って予定を組む。
お土産の資料を用意してお迎えした。新採の頃は家庭訪問だった。
大変だったけど、家を見ると多くの情報が得られる。
それに出される茶菓子も楽しみであった。
いつの時代になっても、親は子供のことを真剣に考えていらっしゃる。
少しでも役に立てばという思いも変わらない。