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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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京都橘大学の池田先生と兎道第二小学校の糸井先生が主催されている明日の教室の特別バージョン、演劇シンポジュームに参加した。
前半は、劇団衛星が小学校に2時間×5回入って、子どもたちと作り上げた演劇の発表。宇治をテーマにしたもので、子どもたちと一緒にストーリーを作り上げたもの。3年生3クラス100人の子どもが、楽しそうに演じていた。それを劇団の人がうまくリードしている。見事なコラボレーションだった。
後半は、演劇と教育についてのシンポジューム。メンバーは、池田先生と糸井先生と、劇団の蓮行さんと、何と、内閣官房室参事になった平田オリザ氏とフィンランドメソッドの北川達夫氏と言う、超豪華メンバー。司会の池田先生の進行も絶妙で、シンポジュームにありがちなメンバーが勝手に喋っているという状況はなかった。
コミュニケーション能力を身につけるには演劇が適している。演じる、表現するというだけでなく、内容を構成していく過程での、まとめていく力という面でも、有効だ。
すべて素晴らしかったが、一番印象に残ったのは、「自己開示」と「自己提示」の違い。自己開示はよく言われるが、それは自分のすべてを開示する、裸の自分をさらすことになる。それは危険だし、そこまで場面はかなりの重要場面。いつも開示していては、身が持たないし、それは本当の自分ではない。提示は、演出した自分を表に出す。その場その場で適切なものを提供することができる。自己一致というけれど、ありのままの自分と表現する自分が一致するのは、難しいし、危険である。
教師に限って言えば、生徒や状況に応じた自己提示こそ、必要なのではないか。それも、一種の演劇である。教師は、日常、教師を演じているのである。
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映画の日、しかも日曜日。ネットでチケット予約をして、ど真ん中で見ました。館内は満員、さすが話題作です。
原作は2回読みました。感動しました。だから、かなり期待していました。期待が大きすぎたのか、いやいやアレだけの長編をたった3時間半、途中でインターミッションが入れてでも納められるものではありません。映画の限界でしょう。でも、その割にはよくできていました。配役もよかった。
国民航空というのは日本航空、御巣鷹山にジャンボ機が墜落した事故。事故は起こるべくして起こった、整備不良である。その背景には、過酷な労働状況がある。それを改善すべく会社と交渉した恩地元が主人公。報復人事として、腐り切った経営陣は9年間海外僻地勤務を強いられる。
ようやく政治主導で、良識ある経営者が送り込まれるが、政治主導で辞任させる。腐り切った政治家。
その延長線上に、今の経営不振の日本航空がある。経営陣は500人を越える犠牲者の死から何も反省しなかった。潰れるべくして潰れる会社。その中でも、懸命に再生を考える人もいる。会社を一括りにはできない。でも、経営陣の責任は拭えない。そうした社会悪を描く迫力はもう一つなかった。道徳的な善悪を追究する映画ではない。
もう一つは、親子の価値観。恩地は国民航空の社員としての矜持を守るために、家族は犠牲になる。反発していた子どもも、家庭を持って初めて、父親の矜持を何となく理解する。
新しい会長と総理大臣の橋渡し役になる人物は、テレビで放映している「不毛地帯」の主人公壱岐正である。色々な所で、山崎ワールドが展開している。
今日、受験してきました。
京都教育大学大学院、連合教職実践研究科、授業力高度化コースです。いわゆる教職大学院です。
受験科目は、小論文と口述試験。
小論文のお題は、「社会変化に対応してどのような「学校時間」の改革が子どもにとって必要か」。1200字~1600字。時間は2時間。
国語の教師ですから、小論文はお手の物です。バッチリ書いたつもりですが。思い込みかも。
口述試験も生徒相手にさんざん模擬面接をしているので手慣れたものです。でも、受験番号を言えませんでした。緊張感の欠如か、緊張していたのか。言いたいことは言ったつもりですが、どのように受け止められたかはわかりません。
コースの定員は20人、受験生は学部卒が46人、現職は3人、2.5倍というところか。去年は受験生が35人だった。民主党が教師は修士という方針を打ち出したのは〆切後だからあまり関係ないと思うが。
産業カウンセラーやキャリアコンサルタントの試験の方が緊張した。今回は受験科目もそうだし、現役は過去に落ちてないし、安心していた所もあります。結果はどうでしょう。発表は17日です。
とにかく、一つのビッグイベントが終わりました。
本日の第3弾は、ちょっせいこさんの研修。来年度の教育相談の全国大会の分科会の講師を依頼したので、どんな方が体験に来た。夜6時半から8時半までの研修はきつかったが、期待通りの素晴らしい研修だった。教室でファシリテーションをするのに、注意すべき点はキッチリ抑えてあって、実習も実際的なものばかり。現実に合うように細かく配慮されている。ファシリテーターとしてだけでなく、中学3年生の母親としても話をしてくれるので、臨場感が強い。僕の目に狂いとなった。
3つのイベントを終えて、家に帰ったのが10時半。家を出てから15時間たっていた。自分で企画した日帰りツアーである。 
奈良を後にして、大和路快速に乗って大阪へ。これも、以前から生きたかった釜ヶ崎と新世界へ向かった。古都奈良とは一変したスラム街である。申し訳ないが、緊張した。裏通りには入れなかった。大きな通りを選んで歩いた。簡易宿泊所が並ぶ。1泊1000円以下、月でも2万程度のものもある。食べるものも安い。清涼飲料水の自動販売機も、100円でもなく50円。弁当も安いし、お菓子も安い。昼間から酒を飲んでいる人も多い。昔からの飯場だが、不景気な今はもっと厳しいのだろう。若者は少なく、中年から初老の人がほとんど。こんな所をのんきに歩いていいのだろうか。そんなことを思うと足どりが早くなった。
大きな通りを北に越えると新世界。ガードレールを潜ると、じゃんじゃん横町。ガラス張りの碁会所が外から対局が見える。1日遊んで1000円、好きな人にはたまらないだろう。串カツ屋が異常に多い。その中でも、「だるま屋」には本店支店とも行列ができている。活気があるといえば活気があるし、ゴミゴミしているといえば言える。昔は、ここに大衆演劇を見に来た。今も4館ぐらい営業している。新世界のシンボルは通天閣。夕方になってライトアップすると一段と存在感を増す。
さらに、北に大きな通りを越えると、そこは日本橋。以前は電電タウンで、電化製品、特にパソコンの店が並んでいた。しかし、今は、秋葉原同様おたくの街。フィギュアとか、同人誌とか、DVDとか、そんな店が並ぶ。すっかり様変わり、客層も変わっていた。
新世界に戻って、他人丼を食べた。
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