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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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春、阿修羅像を見に興福寺に行ったのだが、あいにく東京に出張していた。秋に帰ってくるというので心待ちにしていた。そして今日、「お堂で見る阿修羅」という凱旋帰寺記念イベントが始まった。初日、多くの人手を覚悟して、朝早くから興福寺に出かけた。予想通り行列ができていた。でも、30分程待ってチケットを買って堂内に入ることができた。この前の日帰りツアーで1時間を2本並んだので、忍耐力はできていた。いよいよ、阿修羅に出会える。列はなかなか進まない。そりゃそうだ。これだけ並んで入ったのだから、少しでも長くみたいと思うのが人情だ。お堂の仏台(?)には阿修羅だけでなく、釈迦三尊像とか、四天王像とか、十大弟子とか、八部衆像とか、全部で21の仏像が並んでいる。まさにオンステージである。その中で、阿修羅像は真ん中に、釈迦座像の前に立っている。思ったより小さい。そりゃ、少年だから。でも、その存在感は他の仏像を圧倒する。キリッとしてその顔は、周囲の雰囲気を張りつめたものにする。見とれてしまった。
その後、セットになっている北円堂で弥勒如来座像などを見るために、また1時間並んだ。その間、ずっと小説を読んでいたので、苦にはならなかった。極楽を見てお堂を出た途端に雨が降り出した。ついている。
興福寺を後にして、奈良町を散策して、お昼は駅前のインド料理店でナンを食べた。
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中間試験2日目。昨日、猛烈な勢いで4冊の採点をしたので,今日はoff。その空いた午後の貴重な時間をカラオケに使った。前回行ったとき、ちょっと採点をしてみた。すると、80点台を連発。瞬間的には97点まで記録した。小学校以来、音痴で悩んできた私にとっては信じられない出来事だった。
それに気をよくして、今日は違う機械でやってみた。現実は厳しかった。なかなか75点の壁を越えない。いや、70点を越えることは稀である。詳細採点というシステムで、歌詞の上に音階を示すラインが画面に映り、歌う毎に私の音程が記される。一音一音、外れているのが見て取れる。
悪夢が蘇る。学校で音符を見ながら歌うのだが、ことごとく外れていった。見てそのとおり歌おうとすればするほど、悲しいぐらい外れていく。音楽の時間は苦痛だった。
前回から今回にかけて、カラオケに行くのが楽しみだったが、ちょっと頭打ちか。いい点が取れない生徒の気持ちがよくわかった。でも、練習して、上手くなろうとする向上心を持ちたいものだ。
ふるさとの祭である。子どもの頃から、続いている。昔は屋台が出て盛大だったが、中学になる頃から出なくなった。一時は下火になっていたが、最近再燃し始めている。京都造形芸術大学の学生に依頼して、大燈呂という、ねぶた祭り風のデコレーションを作ってもらい、それを先頭に練り歩く。各町内では十二灯という提灯を12個付けたやぐらを繰り出す。子どもの頃は提灯を持ってその前を歩いたものだ。今は、やぐらの担ぎ手になっている。引っ越してからも、担がせてもらっている。ふるさとの祭に参加するというのは、この歳になれば格別のものがある。
3連休の中日、快晴に誘われて、山登りをした。といっても、粟田小学校(今は白川小学校、そしてもうじき無くなる)の裏手にある山で、頂上は将軍塚に通じる、ゆっくり登っても40分程の山だ。しかし、平安神宮や円山公園といった観光名所のど真ん中にあって、一歩踏み入れれば本当の(?)山道というロケーションは貴重である。結婚して2年程親と同居して住んでいた間、子どもを連れて何度か登った。引っ越してからは家族で登ることは無くなった。結婚するまで30年余りの間も、子ども時代を含めて、あまり登らなかった。授業で何度か登ったが、自発的にはなかった。やんちゃな友だちは秘密基地を作っていたらしいが、縁がなかった。今日登ってみて、改めてその素晴らしさを再認識した。
頂上の将軍塚は、東山ドライブウエイからも車で登れるので、人が多い。東屋やベンチがあるので、そこで1時間程、持参した珈琲を飲みながら、日記を書いた。気持ちよかった。
そして、下り道が幾つかある中で、清水寺のコースを選んだ。下りてみると、清水の舞台の出口に出た。観光地のど真ん中である。山道から一転しての展開で、変化に富み過ぎている。後は観光客に紛れた。清水寺は舞台もいいが、胎内潜りがお勧めである。建物の地下に入っていくのだが、本当に真っ暗、目が慣れても真っ暗。手すりを頼りに進んでいくと、突如として梵字の書いた石がほのかに浮かび上がる。スリルと悟りを体験できて、たったの100円。滅多にできない体験である。
そして、二年坂、三年坂と下りて、高台寺、円山公園、祇園と完全な京都観光コースだった。
一昨日はカウンセリングの研修を休んで、8時過ぎに床についた。
のに、昨日は映画の日というので、木曜日のウィークデイにもかかわらず、インターネットで予約していたこともあって、京都市内まで映画を見に行った。
「火天の城」、安土城を築城する大工の話である。安土には何度か行ったので、この映画が制作されると知った時から、必ず見に行きたいと思っていた。CGは使ってあったが、セットなどは現物でいくしかないだろうから、かなり金のかかった映画だった。人夫のエキストラを考えても、たいそうなスケールだった。ストーリーは、紆余曲折を作り込んだものだったので、別段特記すべきことはない。キャストも、西田敏之はうまいものの、体型的に無理があったし、福田紗紀は現代過ぎて浮いていた。映画としては、トップクラスとは言い難かった。
で、今日。疲れが出るのではないかと思ったが、気分的にリフレッシュできていたのか、快調であった。体力的な衰えは確かにあるものの、まだ、気力でカパーできる部分はあることの収穫が大きかった。
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