教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
今日はゆったりサンデー。
梅雨の中休み、天気がよかったので、朝からベランダで読書。
ペットの日除けのために買ったパラソルを借りて、ガーデンテーブルに差して、ちょっとしたリゾート気分。ポータブルプレーヤーで音楽を聞きながら。
1冊目は原宏一の「トイレのポツポツ」。原は町田康と同じくロックミュージシャン兼作家。カップ麺制作会社を舞台にした小説で、偽装の上に偽装を重ねる会社を従業員が摘発して再建するというストーリー。なかなか読ませる。トイレの床に尿の垂れ染みがある会社は、衰退の兆候があるというトイレ掃除のおばさんの言葉がタイトルになっている。2冊目3冊目は途中まで読んでいた「フリーターにはゼッタイになるな」と「先生のためのソーシャルスキル」。教師の実用書だが、なかなかポイントが押さえてあった。4冊目は今年退官になる立命館大学の高垣先生の「競争社会に向き合う自己肯定感」。格差社会の中でのカウンセリングの微妙な位置について的を射た指摘がしてある。
読書の合間に日記を書く。計算すると、2週間前に、父の生きていた日数を超えたことに気づく。これが、今年の一つの目標だった。いろいろな意味で父親を越えることが男の目標になる。越えたといっても、年齢だが、健康に産んでくれた両親に感謝である。
そんなこんなを考えた一日だった。
梅雨の中休み、天気がよかったので、朝からベランダで読書。
ペットの日除けのために買ったパラソルを借りて、ガーデンテーブルに差して、ちょっとしたリゾート気分。ポータブルプレーヤーで音楽を聞きながら。
1冊目は原宏一の「トイレのポツポツ」。原は町田康と同じくロックミュージシャン兼作家。カップ麺制作会社を舞台にした小説で、偽装の上に偽装を重ねる会社を従業員が摘発して再建するというストーリー。なかなか読ませる。トイレの床に尿の垂れ染みがある会社は、衰退の兆候があるというトイレ掃除のおばさんの言葉がタイトルになっている。2冊目3冊目は途中まで読んでいた「フリーターにはゼッタイになるな」と「先生のためのソーシャルスキル」。教師の実用書だが、なかなかポイントが押さえてあった。4冊目は今年退官になる立命館大学の高垣先生の「競争社会に向き合う自己肯定感」。格差社会の中でのカウンセリングの微妙な位置について的を射た指摘がしてある。
読書の合間に日記を書く。計算すると、2週間前に、父の生きていた日数を超えたことに気づく。これが、今年の一つの目標だった。いろいろな意味で父親を越えることが男の目標になる。越えたといっても、年齢だが、健康に産んでくれた両親に感謝である。
そんなこんなを考えた一日だった。
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4日間の「受験生になるために~受験基礎講座~」が終了しました。延べ180人以上の人が参加してくれました。
1日目は「学校の選び方」。大学と短大と専門学校の違いから、適性学部選び、学校選びのポイントなどを説明しました。大学ランキング表なんかも付いていて、お得な講座でした。
2日目は「入試の方法」。AO入試や推薦入試や一般入試の違い、複雑な入試方法の中で知っておくと得する方法、進学の費用などを説明しました。特に強調したのは、早く決めようとしないで、自分の行きたい大学を高めに設定して、最後まで諦めずに勉強してほしい。それが、大学に入ってから、そして社会に出てから、大きな差になる。
3日目は、「受験勉強の仕方」。年間スケジュール、。1日のスケジュール、教材の選び方、具体的な推薦参考書・問題集を紹介しました。柴田先生と温井先生に、英語と数学の勉強法も教えてもらいました。このプリントを持って、アバンティのブックセンターや、ジュンク堂へ行こう。
4日目は、「小論文の書き方」。作文と小論文の違い、出題形式、小論文の書き方、小論文の評価、4つの力、注意点等を説明しました。学科試験ができないから小論文、と言う人は失敗します。小論文に取り組むには覚悟が必要です。
この講座の資料を作成するのに2週間かかりましたが、今までの知識を総動員して、目の前の生徒に必要なポイントだけを取り出しました。ちょっとした達成感があります。あとは、生徒が少しでも役立ててくれて、自分の進路希望を実現させてくれることが、最大の報酬です。
1日目は「学校の選び方」。大学と短大と専門学校の違いから、適性学部選び、学校選びのポイントなどを説明しました。大学ランキング表なんかも付いていて、お得な講座でした。
2日目は「入試の方法」。AO入試や推薦入試や一般入試の違い、複雑な入試方法の中で知っておくと得する方法、進学の費用などを説明しました。特に強調したのは、早く決めようとしないで、自分の行きたい大学を高めに設定して、最後まで諦めずに勉強してほしい。それが、大学に入ってから、そして社会に出てから、大きな差になる。
3日目は、「受験勉強の仕方」。年間スケジュール、。1日のスケジュール、教材の選び方、具体的な推薦参考書・問題集を紹介しました。柴田先生と温井先生に、英語と数学の勉強法も教えてもらいました。このプリントを持って、アバンティのブックセンターや、ジュンク堂へ行こう。
4日目は、「小論文の書き方」。作文と小論文の違い、出題形式、小論文の書き方、小論文の評価、4つの力、注意点等を説明しました。学科試験ができないから小論文、と言う人は失敗します。小論文に取り組むには覚悟が必要です。
この講座の資料を作成するのに2週間かかりましたが、今までの知識を総動員して、目の前の生徒に必要なポイントだけを取り出しました。ちょっとした達成感があります。あとは、生徒が少しでも役立ててくれて、自分の進路希望を実現させてくれることが、最大の報酬です。
6月の第3日曜は父の日。父にとっては、バレンタイン以上に緊張する。バレンタインは不確定な相手からの贈り物で、なくてトントン。しかし、父の日は子どもたちという明確な対象がいる。もらえなかったからといって、なかったことにはならない。それだけに、緊張するのです。
朝食時、何事もないように時間が過ぎる。昼はバラバラ。半分諦めムード。気にしないことにしよう、ないことにしようと思おうとする。
簡単に昼食を済ませて、犬の蚤取りをして、実家にバイクから自転車に乗り換えて街に出る。一人カラオケ。今日は、アリスと松山千春を中心に熱唱しました。仕上げは、安全地帯の「碧い瞳のエリス」、『舞姫』のテーマソング。初めてでしたが、気持ちよく歌い上げられる曲。
家に帰って、ベランダで発泡酒を飲んで、一人で父の日を終えようとした。夕食は、マグロ丼。ちょっとリッチ。聞けば、父の日メニュー。そして、夕食が始まると、娘たちがおもむろにプレゼントをくれる。長女はMCMのハンカチ、次女は 抹茶シュークリーム。「これからも、家族のために頑張るからな」と言って、夕食を食べる。
こんなことが、明日のエネルギーになる。人間は不思議な、そして、素晴らしいものだ。
朝食時、何事もないように時間が過ぎる。昼はバラバラ。半分諦めムード。気にしないことにしよう、ないことにしようと思おうとする。
簡単に昼食を済ませて、犬の蚤取りをして、実家にバイクから自転車に乗り換えて街に出る。一人カラオケ。今日は、アリスと松山千春を中心に熱唱しました。仕上げは、安全地帯の「碧い瞳のエリス」、『舞姫』のテーマソング。初めてでしたが、気持ちよく歌い上げられる曲。
家に帰って、ベランダで発泡酒を飲んで、一人で父の日を終えようとした。夕食は、マグロ丼。ちょっとリッチ。聞けば、父の日メニュー。そして、夕食が始まると、娘たちがおもむろにプレゼントをくれる。長女はMCMのハンカチ、次女は 抹茶シュークリーム。「これからも、家族のために頑張るからな」と言って、夕食を食べる。
こんなことが、明日のエネルギーになる。人間は不思議な、そして、素晴らしいものだ。
今日も仏壇探し。
菩提寺御用達の仏具店に入った。以前訪れたことがあったが、その時は息子さんが対応されて、老舗の躾けを感じた。
今日はそのお父さん、店主がいらっしゃった。店に入ると、携帯を見ていて、「いらっしゃいませ」の一言がない。こちらから声をかけて、用件を伝えるのだが、「それではわからない」と喧嘩腰の口調。こっちは腹が立つというより、これが老舗のプライドかと思い、チャレンジ精神がフツフツと沸いてくる。素人のふりをしながら、次々質問する。答えを聞きながら、そう来るか,ならばと次の質問をする。
その内に、宗派を問われ、寺院を問われ、そろそろ良いかと答えると、さっきまでの喧嘩腰の物腰から一転、本当に手の平を返したように、丁寧な口調になる。表情も絶えずにこやかフレンドリー。無理な要求にも誠実に答えてくれる。
ほほー、これが、京都の老舗。いちげんさんお断りなんだと思った。
さすが佛教のメッカ、京都。その世界はディープだった。
菩提寺御用達の仏具店に入った。以前訪れたことがあったが、その時は息子さんが対応されて、老舗の躾けを感じた。
今日はそのお父さん、店主がいらっしゃった。店に入ると、携帯を見ていて、「いらっしゃいませ」の一言がない。こちらから声をかけて、用件を伝えるのだが、「それではわからない」と喧嘩腰の口調。こっちは腹が立つというより、これが老舗のプライドかと思い、チャレンジ精神がフツフツと沸いてくる。素人のふりをしながら、次々質問する。答えを聞きながら、そう来るか,ならばと次の質問をする。
その内に、宗派を問われ、寺院を問われ、そろそろ良いかと答えると、さっきまでの喧嘩腰の物腰から一転、本当に手の平を返したように、丁寧な口調になる。表情も絶えずにこやかフレンドリー。無理な要求にも誠実に答えてくれる。
ほほー、これが、京都の老舗。いちげんさんお断りなんだと思った。
さすが佛教のメッカ、京都。その世界はディープだった。
プロレスラーの三沢光晴がリングで死んだ。
試合中にバックドロップを食らって倒れ、そのまま帰らぬ人になった。
僕は元プロレスファン。昔は会場まで足を運んで見たが、今はテレビでも見ない。それは、プロレスの廃頽に合わせるようで、ファンと言えないだろう。本当にファンなら,どんなに衰退しても見続けなければならない。
三沢について言えば、僕は「新日」派だったので、あまり興味はなかった。同世代で言えば、藤波とか長州の話題には敏感だったが、三沢についてはアンテナがなかった。
でも、少し客観的に見れば、馬場同様、人格者だと思っていた。
プロレス人気が衰退するに連れて、資金繰りも苦しくなり、レスラーとしてでなく、社長として経営に苦しんでいた。そういう面を考えると、彼の苦労が浮き上がってくる。文字通り、体を張って会社を支えていかなければならない。いい加減な社員=レスラーも引っ張っていかなければならない。
その意味では、一種の過労死である。
プロレスは八百長だとかショーだとか揶揄されてきた。K-1に比べると真剣勝負でないと批判されてきた。でも、皮肉なことに、三沢ほどのレスラーが過労の中で、受身の取り方一つ間違えば命を落としてしまうことが証明された。プロレスの技は凄いのだ。それをさも平然と受けるレスラーは凄いのだ。
三沢は死んでプロレスの凄さを証明した。
冥福を祈ります。
試合中にバックドロップを食らって倒れ、そのまま帰らぬ人になった。
僕は元プロレスファン。昔は会場まで足を運んで見たが、今はテレビでも見ない。それは、プロレスの廃頽に合わせるようで、ファンと言えないだろう。本当にファンなら,どんなに衰退しても見続けなければならない。
三沢について言えば、僕は「新日」派だったので、あまり興味はなかった。同世代で言えば、藤波とか長州の話題には敏感だったが、三沢についてはアンテナがなかった。
でも、少し客観的に見れば、馬場同様、人格者だと思っていた。
プロレス人気が衰退するに連れて、資金繰りも苦しくなり、レスラーとしてでなく、社長として経営に苦しんでいた。そういう面を考えると、彼の苦労が浮き上がってくる。文字通り、体を張って会社を支えていかなければならない。いい加減な社員=レスラーも引っ張っていかなければならない。
その意味では、一種の過労死である。
プロレスは八百長だとかショーだとか揶揄されてきた。K-1に比べると真剣勝負でないと批判されてきた。でも、皮肉なことに、三沢ほどのレスラーが過労の中で、受身の取り方一つ間違えば命を落としてしまうことが証明された。プロレスの技は凄いのだ。それをさも平然と受けるレスラーは凄いのだ。
三沢は死んでプロレスの凄さを証明した。
冥福を祈ります。