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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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1日ずれて、今日が長女の高校の卒業式。参列しようと思えばできるのだが、同僚からもなぜ行かないのと言われたが、うちの卒業式を見ても両親揃ってきている所もあったが、行かなかった。
3人の子どもの小学校の卒業式は全部出た。中学校は行かなかった。ましてや高校になって、両親揃って行くものではないという思いがある。ちょっと古風か?
で、学校に行って、教室の掃除をした。机と椅子の足の裏に付いた綿埃を一つずつ拭き取って、机と椅子を廊下に出して掃除した。こんなのは9回の卒業生を出した中で初めてだ。足を拭いていると、1年間だったが、この教室での思い出が蘇ってくる。なかなかいい時間だった。
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教師になって、担任として9回目の卒業式を終えました。
無事終わった、というのが正直な感想です。
この1年、守りの年でした。何事もなく終わることが目標でした。
その意味では、生徒諸君に申し訳ないが、でも、今日を終えて、これが精一杯でした。押し寄せる時代の衰退の波、それを痛感した一年でした。
これから、反転して攻勢に出られるだけのエネルギーが充填できるか、今はわかりません。
とりあえず、終わった。ここから、なにかがどこかで始まるなら、それはそれで面白いかもしれない。
東京のど真ん中を走る事ができるというだけでも魅力です。
8.9倍の倍率の中から選ばれた3万5千人が走る。テレビで見ていてもその数の凄さに圧倒された。
その中に、うちの長男がいるはず。なのだが、テレビを凝視してもわからない。あいにくの雨でレインコートを着ていたり、カメラのレンズに水滴が付いていたり、もやっていたりという悪条件はあるものの、あの数の中から探すのは無理である。テレビは当然先頭集団しか映さない。時々、一般参加者も映すが、一瞬である。中には着ぐるみを来ている人や、鼻から走る気などない人もいる。
番組終了時まで息子を発見できなかった。
夕方電話がかかってきて、無事だったらしい。完走したかどうか、ましてや順位など知るよしもない。
でも、いい経験だっただろう。
14年前の担任団の14回目の集まりがあった。10クラス中9クラスの担任が集まった。毎年続いている。卒業させた年には、入試業務をほったらかして香港に行った。仲のいい学年だ。中には副校長になったり、部長になったり、学校の中枢として働いている。情報交換もあるが、十数年前の出来事が昨日のように蘇ってくる。楽しい一時であった。
フォローアップ講座がいつもより早く定刻に終わったので、しかも、明日も授業がないので、少しゆったり感を味わおうと、平日の街の夜のコーヒーショップに入って、僕にとっては非日常的な時間を体験した。
その後、気が向いたので本屋を覗いたり、細い道を通ったりして、帰り道を楽しんでいると、声をかけられた。見てみると、6年前の東稜の卒業生であった。僕にちがいないと声をかけてくれたのだ。僕も彼が誰であるかすぐにわかった。ちょっとやんちゃだが、リーダーシップのあるナイスガイだった。懐かしい立ち話をした。他の気になっていた卒業生の話しも聴けた。社会に迷惑をかけるのではないかと思っていた子も、紆余曲折の末に大学に入って、立派にやっているらしい。
もし、真っ直ぐ帰っていたら、あんなピンポイントで出会わなかっただろう。しかも、卒業式を数日後に控えたこの時期に。
偶然とは恐ろしいものだ。いや、偶然なんてあるのだろうか。なんて、ちょっと宗教染みたことを考えた。
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