教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
1年の国語の時間、今日から「狐借虎威」だ。超低学力のいる中で何から始めるか、迷った末に音読から入った。最後は録音させて提出させるという課題は決めていたが、そこへ至るまで自習させるか、一斉授業にするか。とりあえず一斉指導から始めた。どこかで手放そうと思いながら、最後まで追読の一斉授業をした。教師の自己満足かもしれない。生徒を信じてないのか。確かに気持ちよかった。
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緊急事態宣言で学校への規制も強化された。グループワークも禁止になった。主体的で対話のある深い学びも頓挫した形だ。2月7日に解除される見込みもない。人と人との距離がどんどん遠ざかっていく。これもコロナの脅威である。
火曜日は授業のない日。とはいえ、4時間目と放課後に会議があった。あとの時間は、成績処理と字授業準備。決して暇ではなかった。充実しているというのか、追い立てられているというのか。
学校では5年間、教育相談部に所属し、教育相談コーディネーターをしている。スクールカウンセラーの日程調整や生徒や保護者や教師とスクールカウンセラーを結び付けっるのが主な仕事であるが、心がけていることは、スクールカウンセラーより早く帰らないことだ。どんなに面接が遅くなっても、最後の面接が終わるまで待っている。そして送り出してから帰る。些細なことだが、続けている。こだわりだろうか。
1年ぶりにメンバーが集まった。平均年齢はおそらく80歳に近い。僕は下から2番目。でも、皆さんお元気そうで何よや居間視野りでした。吟はせず、報告の後、近況報告をした。話題はほとんど病気の話。自分の病気もあるし、親の病気もある。人生の先輩の話を聞き、これから起こる危機を感じました。それでも皆さんたくましく生きていらっしゃいました。