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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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江戸っ子は、宵越しの金は持たないと言って、景気よく散財したそうだが、
僕は以前、宵越しの答案は持たないと言って、何枚帰ってこようが、その日のうちに採点したものだった。
が、今日、金曜日のテストの採点が終わった。
金曜日に4クラス分帰ってきたわけだが、1クラス20枚程度なので、他校で言えば2クラス分。
これぐらい朝飯前なのだが、ガツガツ採点するのでなく、1枚ずつ味わってとまではいかないが、1問1問注意して、楽しみながら採点した。
と言ってもそこから生徒の姿が浮かび上がってくるという境地には至っていない。
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時代は後戻りしないと言うことだから、グループワークもオンライン化していく。
グループワークとオンライン、相性が悪いのだが、そこを何とか切り結んでいく努力が必要だ。
すでにいくつかの試みはなされている。zoomをしようしたものがほとんどだ。
いくつかのサイトを見てみた。
反転授業のようなスタイルで、講義はオンライン、体験はリアルでと言うもの。
だが、ここでの問題は、グループワークそのものをオンラインでできないか。
ブレイクアウトを使えばグループディスカッションはできるが、共同作業ができない。
それに、ディスカッションにしても、オンラインとリアルでは違う。
何が違うと言って、ノンバーバルの部分がそぎ落とされる。
人間のコミュニケーションの7から8割を占めると言われているノンバーバルコミュニケーション、グループワークもこれを体験することが最大の目的かもしれない。
とすれば、問題解決はますます困難を極めることになる。
教育カウンセラーの役員会を、オフラインで、つまり対面で実施した。
過去2回、ZOOMを使ってオンラインで実施したが、なかなか話がまとまらず進まずで、
今回人が集まってすることになった。
話し合いは、紆余曲折はするが確かに前に進み、目標だった2時間でまとまった。
参加者は安堵に胸をなでおろした。
同じメンバーなのに、オンラインとオフラインの違いは何なのか。
意見の内容はあまり変わらないが、場の雰囲気と言うか、
触発されて湧き出てくるものがある。
これはかけがえのないものである。
教育カウンセラーが最も大切にしなければならないものは、それである。
5月考査がコロナで飛んだので、1年生にとっては初めてのテストだ。
出題ミスで質問がないか、ドキドキだった。
早速質問があった。接続詞を選択肢の中から選ぶ問題で、4つの選択肢にはアイウエの記号が付されている。質問は、答えは記号で答えるのですか。確かに、記号で答えよとは書いてないが、わざわざ記号が振ってあるんだから記号だろというのが通じないらしい。
次の質問は「目を丸くする」の「目」を(  )で抜いて答えさせる問題で、解答欄もわざわざ1字しか書けないように小さくしてあるのだが、質問は「答えはここに書くのですか」。欄が小さく、答えはもっと大きいと思ったのか。
極めつけは、抜き出して3字で答えさせる問題で、答えは「子供に」だが、質問は「供」は1字ですか」。想像を超えたまじめな質問だった。
小中と学校に行っておらず試験と言うものを初体験の生徒もいる。万人に理解してもらう指示は難しいものだ。こちらの想像力が問われる。
7月の声を聴き、明日から定期考査だ。
他校より週間早い。終われば夏休みとはいかず、今年は2週間授業がある。
それでなくても季節感なく忙しい本校だから、開放感は薄い。
それでも、ちょっとは余裕をもって生活しよう。
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