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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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ついに来週の火曜日から在宅勤務になります。教科と分掌のバランスを考えて3チームに分かれ、交代で勤務する。他のチームとの接触は厳禁である。接触者を限定し感染の可能性を抑えることと、全滅を防ぐためである。一気に緊張感が高まった。まさに非常事態である。43年教師をやっていて初めての体験で、今後もおそらくないだろう。こういう機会に遭遇できたことは幸か不幸か。この難局を乗り越えるにはICTが必要とのこと。ますます置いて行かれないように足手まといにならぬよう最後尾でいいから必死でついていこう。まずは自分が感染しないこと。人に迷惑がかかる、と考えるのもちょっと違うのだが。
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全国に緊急事態宣言が出された。国民1人1人に10万円の支給が決まった。右往左往である。場当たり的である。泥縄である。一本の筋が見えない。感染拡大の抑制、医療崩壊の阻止、生活保障。この国の行方はどうなるのか。僕らは手をこまねいているしかないのか。全体をしっかり見れる人はいるのか。もどかしいが。とりあえずは自分と家族の健康を祈るばかりである。
今日の毎日新聞の夕刊に興味深い記事と思慮深い記事が掲載されていた。
興味深い記事は、「ウェブ会議定着する」で、コロナ禍の中で注目を浴びているZOOMなどを利用したウェブ会議システムの導入に対する年配の人の適応についてである。若手に助けられながら悪戦苦闘する姿が書かれている。71歳の会社員がヘッドセットを買い求める様子も書いてある。うちの学校でも50代の女性の先生が盛んに使っている。ZOOMで授業する私学もある。僕も使ってみたことがあるが落ち着かなったのは古い人間だからか。
思慮深い記事は、石田勇治東大大学院教授の「改憲緊急事態の強権危惧」である。コロナ終息のキャンペーンの中、国民が私権制限の強権を望む風潮が強くなっている。その状況がヒトラー台頭の歴史に似ている。安倍政権にそれだけの扇動力があるか怪しいが、権力者発の強権発動でなく、国民待望の強権発動の危うさには絶えず警戒が必要だ。コロナは終息させなければならないが、だからと言って全権を委ねてしまってはいけない。自分の頭で考えなければいけない。
生徒のいない校舎、空虚な空間だ。その中で教師は出勤して仕事をする。延期された新学期に向けた準備をする。一応5月7日再開の予定だが新たな感染者数を見ていると、悲観的になる。生徒もそうだが、教師もモチベーションを維持することが今できる一番大切なことだ。
週開けて、再び臨時休業に入った。多くの学校では週に何日か登校させ課題を点検することになっている。本校は生徒が一人一台タブレットを持っているので、課題の提出や健康観察を始めた。老身としては付いていくのに四苦八苦である。先生は精勤している。職員室に教師が犇めき仕事をしている。マスクをし換気はしているが、緊急事態というには聊か緊張感に欠けている。もしこの中から感染者が出たとしたら……。考えたくない。
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