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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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李徴は暗唱している詩の伝録を依頼する。
一人前の詩人面をしたいのではないと言いながら、
朗詠した後、自嘲している。
やはり未練は残っていたのだ。
それは責められない。
生涯打ち込んだものを後世に伝えないでは死んでも死にきれない。
それ程、打ち込んだものがあるのは幸せなことだ。
そうそう簡単にあきらめきれない方が自然である。
さて、僕には後世に伝えたいものがあるのか。
そう思ってホームページを立ち上げた。
虎にならないまでも、帰りに交通事故で死んでて待ったとしても、
僕が生きてきてしてきた仕事の一部が残るわけだ。
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人間でいる時間が短くなる李徴。
今まで、どうして虎になったのかと思っていたのに、
ふと気がつくと、どうして人間だったのかと考えている。
人間に戻ると、虎としての残虐な行為を見て苦しまなければならない。
虎になりきれば、それがなくなりしあわせである。
しかし、人間であることに未練の残る李徴は、虎になりきることを恐ろしく感じる。
本心は? 恐ろしいのである。
その証拠に、「しあわせ」の4文字には傍点が振ってある。

いくら考えても分からないことの方が多い。
人間の意識できる範囲なんかは極々わずか。
不条理、懐かしい言葉だ。
大学時代に流行った言葉だ。
難解な哲学書を読んだものだ。
それが今の高校生にわかるのだろうか。
虎になったことを受け入れる李徴の心理。
「おれ」と言わずに「我々」
「さだめ」には傍点が付いている。
中島はこの諦念を一般化したかった。
運命を受け入れざるをえないのは自分だけではない。
李徴が虎に変身する過程。
子どもの頃、フラッシュビームでウルトラマンに、
ライダーベルトで仮面ライダーに変身した。
早田隊員は、カレーのスプーンで変身しようとするボケまで演じてくれた。
変身ものと言えば、「ゴーレンジャー」。
陣内孝則の元カノが色っぽい。
李徴の変身の過程の副詞などのつかい方が絶妙。
すべて無意識を感じさせる。
この中島のテクニックはすごい。
性格の真逆な李徴と袁傪。
だからこそ親友なのかもしれない。
ツッコミの李徴にボケの袁傪、いいコンビだ。
飛び掛かる0コンマ何秒かの間に、人間に戻り、目の前の人間を袁傪と識別する李徴。
一声聞いただけで李徴とわかる袁傪。
素晴らしい友情である。
同期生の2人。
袁傪は地道に努力を重ね、今や天子の勅命を受けるほどの出世。
かたや、虎に落ちぶれた李徴。
袁傪は懐かしいだけだが、李徴は複雑な心境だ。
にしても、なぜに虎。
そこで心理ゲーム。
順番に動物を3匹思い浮かべ、その特徴をそれぞれ3つ。
1匹目は、なりたい自分。
2匹目は、人から見た自分。
3匹目は、本当の自分。
だとさ。根拠は不明。
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