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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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家族5人揃って正月の3が日を過ごせるのも、来年ぐらいまでか、いや今年が最後だったかもしれない。
長男は島根から帰省しているが、3回生なので後1年。長女は今年は高3なので受験勉強で家にいたが、来年は大学生でアルバイトでいないかもしれない。中2の次女だけはあと何年もいるはずである。当たり前と思っていたことが、不幸はなくても、成長と共に変化していく。

一日は、近くの神社へ初詣に犬の勲を連れて行って福引をする。あとは子どもは24時間テレビ見放題。普段は1日30分しか見られないので、正月スペシャル。それに付き合って炬燵で過ごす。一度だけみんなで百人一首をする。
二日は、昼前から歩いて15分の妻の実家へ年始に行く。そこで、義父とお酒を飲みながらテレビを見て過ごす。途中で寝てしまい、夕方に起きて少し早い夕食を軽く食べて帰る。
三日は、墓参して、実家に立ち寄り、そのまま高校の友達4人の恒例新年会に行く。母が亡くなって2年、二日目と三日目が入れ代わったが、こうした正月が宇治に引っ越してきてから12年続いている。
今年も平和な正月三が日であった。
感謝。
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父の年齢を超えた。父親の生きなかった時間を生きている。

 とりあえず3月に、いきなり学年部長をした3年生を無事卒業させる。悪戦苦闘しながらここまでやってきた。多くの先生に支えられた。あと少しとカウントダウンを待つのでなく、最後の最後まで思いを込めて。
うちにも受験生の長女がいる。なんとか大学を決めてもらいたいものだ。本人に頑張ってもらうしかない。
大学3回生の長男も就活に入っている。ゴールデンウィークまでに決まれば上出来。超がつく氷河期だけど、大学受験でも苦労した経験が生きるだろう。これも本人の頑張り。
中2になる次女は学校生活の充実。

妻は仕事がどうなるか。
そして、僕は4月から夜だけ大学院生になる。4年間の長丁場が始まる。今は楽しみで一杯である。どんな世界が拓けるのか。
テーマは、グループ学習とキャリア教育。
本を出してちょっと天狗になっていると、今年、元の学校に戻って苦戦している。意欲のない生徒に学ばせてこそグループ学習の真価がある。もともと意欲のある生徒に受けるのも大切だが、グループ学習の真価は、学びから逃走する子どもたちに学ぶ楽しさの味あわせてこその教育。エリート教育も必要だが、少数化する若者の底上げをしてこその未来の教育。協同学習や、学び合いや、『学び合い』や、人間中心の教育や、グループワークや、構成的グループエンカウンターや、ライフスキルや、ファシリテーションや、インプロや、アクションラーニングや、などなど、いろいろなグループ学習を吸収して、統合して、オリジナルなものを作れたらなどと、大それたことを考えている。
その目指す方向が、キャリア教育である。キャリア教育といえば、職業観や勤労観に集約されそうな歪んだ流れになりつつあるが、もっと大局的な人生観に関わる教育。そうした観点にたって、さまざまな理論を勉強して、今の日本の状況を鑑みて、これからの日本を見据えたキャリア教育を考えたい。これも大言壮語。それが、有言実行になるようにしたい。


目標は大きく。

もう一つ、大仕事が、全国学校教育相談研究大会だ。平成17年度に開催して2度目である。前回の経験があるので、先は見えてはいる。

全体会の講師も決まった。分科会の講師もほとんど決まった。しかし、このまま順調に行くとは思えない。前回同様、研究会の先生方のお力添えを得て、成功させたい。

 今年もよろしくお願いします。
26日の土曜日から完全休業日に入って6日間。今年もおしまいである。
この6日間、読書三昧であった。大掃除などの仕事は入るが、それ以外は部屋にこもって本を読む毎日。初めはペースがつかめず、落ち着かない時間を過ごしたが、だんだんと慣れてくると、並行して数冊の本を読めるようになった。充実した日々である。インプットばかりで、アウトプットがないのが物足りないが、それは3学期や来年度に生きるだろう。
ということで、今年も後数時間で終わる。
漢文特講と並行して、現代文演習をしている。
こちらの方は手抜きで、過去の模擬試験を(センター過去問は国語に関しては二度とでないが、模試の過去問は可能性は0ではない)40分で解答させて、残りの30分は解答解説を配布して自己採点と自己解説をさせるというもの。
でも、それだけでは面白くないと思ったので、40分で解答させた後、4人組になって答え合わせをさせた。もちろん、正解は配らずに。それを教師は横で見ているのだが、実に面白い。必死で解答した後だから、自分の解いた道筋は鮮明に覚えている。それを口に出して説明することで、さらに鮮明になる。ただ、それが正解とは限らない。4人であーだこーだと言っているうちに、はたと気づく瞬間がある。そして、正解に近づいていく。恐ろしく時間がかかるが、時間内で6問教師が解説するよりも、たとえ3問しかできなくても確実に力がつくと確信した。
この技法は協同学習のものだが、補習で使えるとは思いつく人は少ないだろう。補習といえば、教師が必死になって解説する。そりゃ、答えを見ての解説だから、後出しジャンケンのようなもの。しかも、生徒の解答する倍近くの時間をかけて解決を考える。しかし、生徒と一緒に40分で解答してみると、そんな余裕はない。つまり、教師の後出し解説というのは、教師にとっても労多く、生徒にとっても益の少ない作業なのだ。
この協同学習スタイルの補習なら、教師も労が少ないし、生徒も益が多い。いつもいつもは食傷ぎみになるかもしれないが、たまに試してみられることお勧めする。、
今日から漢文の補習。
テキストは「センター漢文解法マニュアル」三羽邦美(ブックマン社)。
この本はスグレモノ。句法や重要語句を中心としたセンター試験の問題が集めてある。漢文は句法といわれながら、それが入試にどのように出ているかをこれだけ集約的にまとめた本はない。この本を1冊しっかりやれば、センターの漢文の点数は飛躍的に伸びるはずである。
受講者は4人。1問ずつ当てて答えとその根拠を述べさせる。ちゃんと説明できないと教師のツッコミが入る。これは勉強になるはずである。3日間であるが、センター漢文の点数は少なくとも30%は上がる。
センター試験が楽しみである、なんて、大口を叩いて大丈夫?でも、この問題集はお勧めです。
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