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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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「国語表現」の授業。
今日から2回で、チームに別れて、模擬店の出店計画を考える。
条件と手順を書いたプリントは配布したが、それだけ。
生徒が話し合ってくれるか心配だった。
ところが、それは杞憂にすぎなかった。
どのチームも大いに盛り上がって話し合ってくれた。
本当にいい生徒たちだ。若さと言うのは素晴らしい。
感想にも、「考えることは楽しい」と書いてくれた。
そうなんです、本当は、考えることは楽しいことなのです。
そう感じてくれたのだから、この授業は大成功でしょう。
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2年現代文「こころ」一つのヤマ場。
「精神的に向上心のない者はばかだ」と私がKに言い放つ場面。
教科書だけでなく、房州旅行でKが言った場面も補助教材で投げ込んで読ませて、チームで考えさせる。
というストーリーを描いていた。
ところが、その前場面の、Kの迷いで時間がかかり、残り時間が20分足らず。教科書の音読だけでも4分、補助プリントを読ませれば10分はかかる。チームで考える時間はあまりない。
何を焦ったのか、補助プリントを配ってしまい、考えるテーマを板書して、読み終わったチームから考えるように指示してしまった。
案の定、速いチームが読み終えた所でチャイムが鳴ってしまった。
それでも、生徒は健気に読み続けてくれる。
生徒に謝って、授業を終えた。
次回、生徒のためにも建て直さなければ。 
来年度統合される本校にとって、最後の体育祭が実施された。
それを祝福するかのような、本当に雲一つなかった青空。
生徒達はエンジョイしていました。
まさに「祭」です。
羽目を外してふざけることもなく、みんなが競技に集中しています。
よくある光景は、校舎の影や、ともすれば校外にエスケープする生徒が多く、教師はそちらの方に気を取られてしまう。
本校は、人数が少なく、団体競技が多いので、出番も多いこともあるが、
それだけでなく、全員がグランドにいて、しかも団席で応援している。
競技にも真剣に取り組んでいる。
勝ち負けに一喜一憂している。
まさに、一昔前の「青春」です。
昼休みに、一文字を作ったり、最後にみんなで校歌を歌ったり、
有終の美を飾るにふさわしい体育祭でした。
僕は、カメラを片手に、グランド中を走り回って生徒の写真をとりました。放送の生徒に、「お父さん、頑張って」と言われて、
まんざらでもない「親バカ」でした。
3年現代文で、前回作成したノートのコンクールをした。
机の上にノートを出して、立ち歩いて他の人のノートを見て回る。
そして、一人2票の札をノートの上に置いて行く、というシステムだ。
そして、選ばれたノートには特典がある。
何と、板書できるのだ。
他の生徒は、自分のノートと比較して、よければそれを写す。
こうして、優れたノートの技を開陳させ、広めていく。
そして、教師は、板書の過程で、優れているポイントを解説していく。
教師の手抜きのように見えるが、生徒同士で刺戟し合える、
なかなか面白い授業でした。
「国語表現」の授業で、ブーンストーミング法を紹介してやってみた。
ブレーンストーミング法のルールは4つ。
①自由奔放、②批判厳禁、④質より量、④後出しOK。
生徒の感想を見ると面白い。
自由にと言われたら、ドンドンアイデアが出てきた。
批判厳禁と言われたら、発想が広がった。
裏を返せば、普段、いかに自由に発言できないか。
批判を恐れて、人の目を気にしているかがうかがえる。
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