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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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京都の祇園にある我が母校、弥栄中学校の同窓会。
昭和45年卒義。
平成22年度に統廃合されてしまう。
もしかして、今回が母校の残っている最後の同窓会?
53歳の同窓生が43人、それに恩師の先生が3人出席。
たちまち38年前にタイムスリップして話の花が咲く。
まず、母校に集合して記念写真、そして、校舎内探訪。
もしかしたら、これが見納め。
懐かしい思い出が蘇る。
恩師の先生は78歳。
いまだに中学生の進学塾で、先生の研修をなさっている現役。
生徒から元気をもらっているとおっしゃる通り,
38年前のままだ。
24年後、ぼくもあんなになっていられたらと思う。
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エントリーシートをもとにして、生徒同士で模擬面接をした。
受験生だけでなく、面接官も体験することで、面接で何が必要かがわかるはず。
本来、面接は試験というよりは、企業や学校が優秀を人材を採用するためのもの。
受験生の能力よりも、面接官の能力が問われる。
前回、前々回で集めたデータを元に、
エントリーシートを書く。
ここに生徒は大きな溝を感じる。
データはあるのだが、それをまとまった文章にできない。
そこが、付けていかなければならない力だろう。
次々回のプレゼンに向けて、
教師がデモンストレーションをする。
少しでも、やる気を喚起できれば最高です。
宇治の文化ホールで、白石加代子の源氏物語一人芝居を見てきた。
幕が上がると、舞台一面、色とりどりの扇子が広げられている。
それが照明の光に映え、幻想的な雰囲気。
そこに、小舟に乗った白石加代子が登場する。
そこから2時間余り、瀬戸内寂聴の翻訳をペースに、
源氏物語の宇治十帖を一人で語り続ける。
彼女以外には黒子が一人いるだけ。
しかし、重要なキャスト達は既に登場していた。
舞台に広げられた扇子を、
薫の君にしたり、匂宮にしたり、大君にしたり、中の君にしたり、浮舟にしたり、手に取りながら語り続ける。
時間はあっと言う間に流れ、
宇治十帖がよく理解できた。
浮舟ははかないイメージがあったが、幼いながらも性欲の激しい女性だった。
薫と匂宮は、自分たちの満足のためだけに女性を弄ぶ。
薫の理と匂宮の情。
その間で弄ばれる浮舟。

白石加代子は25年ぶりだが、
当時から妖怪だったが、
ますます妖怪になっていた。
見事な芝居でした。
うちの高校の文化祭は、3日間。各学年演劇をする。
行事が削減される中で、偉業と言ってもいいだろう。
1年はまだまだ未熟だが、上級生の劇を見て、上達していく。
3年のレベルは非常に高い。これは、こうした伝統の成せる技である。
で、我が3年3組は、キャラメルボックスの成井豊の「ケンジ先生」を上演した。
2時間の長い脚本を50分に縮める。
筋を追うだけでなく、登場人物の心理の微妙な変化を描くのは至難の業である。
しかし、生徒は実にうまくカットしてくれた。しかも、4曲も残して。
演出も生徒の手でやってくれた。
通し稽古をする度に、床に腰を下ろして車座になって反省会をする。
こうして反省会をすると、目線が低くなり、みんな同じ立場になれ、意見が出やすい。
こういう方法で、みんなで作り上げた劇になった。
アクション場面もきっちり手順を決めて何度も練習した。
セリフのない時もしっかり演技をしていた。
今日までもかなり完璧に演じていたが、本番が一番の出来だった。
その力にも敬意を表する。
僕は最優秀賞を取れると思っていたが、優秀賞にとどまった。
担任のひいき目か、審査の観点の相違か。
まぁ、結果より、生徒が満足してくれたのが何よりでした。
充実した3日間が終わりました。
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