忍者ブログ
教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
[198]  [199]  [200]  [201]  [202]  [203]  [204]  [205]  [206]  [207]  [208
「山月記」の授業が始まった。
導入は、野村万作風の朗読である。
どこで手に入れたかわからないテープ。
山月記の朗読テープはいくつか聞いたが、このテープには驚いた。
効果音楽入り、雰囲気を盛り上げている。いや音楽がなくても迫力満点である。
昔は、そのテープを聞かせて生徒を驚かせていたが、
最近は、聞きよう聞き真似で、僕が朗読する。
おかげで、題一段落ぐらいは暗唱してしまった。
初めは恥ずかしかったが、馴れてくると快感に変わる。
今年も生徒は十分に驚いてくれただろうか。
面白いと興味を持ってくれただろうか。
PR
コーチングは本を何冊か読んだし、研修も受けた。
でも、プロにやって貰うのは初めて。
しかも、15分ずつだが、3人のコーチに話を聞いてもらえるなんてなかなかの企画です。
僕は、転勤をテーマに3回しました。
コーチごとにまた味が違って面白かった。
普段、心の中では思っているが、口に出して人に言えないような大きなことも言えた。
口に出して言ってみると、また違って見える。
現実的になって、そこからまた一歩先に進めるような気がした。

最初の授業は何歳になっても緊張します。
淡々と始めればいいのですが、どうしてもウケを狙ってしまいます。
今年は、国語は好きか嫌いか、挙手を求めることから入りました。
現代文が好きなのは3分の1ぐらい。漢文は1人、古文は0でした。
何が生徒たちを国語嫌いにさせたのか。
もっとも、この数字は、多くの増える可能性を秘めています。
一人でも増えれば僕の功績です。
生徒にはそう宣言しました。
次に、現代文や古文は、他のどの教科に似ているかと言う質問です。
古典は、英語です。
単語と文法を覚えて訳していく、その繰り返しトレーニング。
表面的にはそうです。
さらに、古人の感じ方や考え方、当時の社会背景などを考えるのは、社会や芸術に関係してきます。
現代文は数学です。
数学は、数字や記号を使って、論理的思考力を養います。
国語はそれを言葉を使ってするのですから、難しいわけです。
だから、読解に関しては答えはあります。
しかし、鑑賞の域に行くと答えはありません。
それは、数学も同じこと。
高等数学になれば答えはありません。
ということは、現代文は、小学校から大学の専門並の高度な勉強をしていることになります。
手前味噌です。

 

ホームルームで自己紹介をした。
といっても、たださせるのは勿体ない。
一昨日、配布しておいた「自己紹介ウェビング」を見ての1分間の自己紹介。
キッチンタイマーがなるまでの1分間、前で話さなくてはならない。
でも、「自己紹介ウェビング」のおかげか、
みんな結構喋っていた。
ただ聞くのは勿体ないので、聞きながら 一人一人メッセージを書かせた。
切りわけて明日配ろう。
クラス役員選挙もした。
要職である、運営委員、文化委員、体育委員を先に立候補で決めた。
最初は顔を見合わせていたが、
何となく誰となく立候補してくれた。
いい子たちである。
放課後は新入生歓迎のクラブ紹介。
どのクラブも趣向をこらしてアピールしていた。
明日から授業開始。

平成20年度の始業式。
生徒と初顔合わせをした。
始業式で担任や担当紹介。
読み上げられる度に拍手してくれる生徒たち。
生徒部長なんかは普通ブーイングこそあれ、拍手などは起こらないのに、
そこがうちの生徒の優しさである。
僕の名前が読み上げられると、
拍手に混じって「知らないなぁ」の声。
去年は3年ばかりで教えたことがない。
ちょっしたサプライズ。
ホームルームで所信表明と自己紹介。
熱心に聞いてくれていた。
今日から始まりです。
緊張したし、疲れた。

カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カウンター
リンク
プロフィール
HN:
のぶさん
性別:
男性
自己紹介:
高校の国語の教師
上級教育カウンセラー
産業カウンセラー
キャリア・コンサルタント
ブログ内検索
material by:=ポカポカ色=
忍者ブログ [PR]