教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
トランプ大統領がコロナに感染した。大事には至らないようであるが、コロナを軽視した自業自得である。11月に迫った大統領選に致命的な失点であるかのようであるが、転んでもただでは起きないのが政治家である。これからトランプがどんな手を使うのか見ものである。
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先々週は清滝から保津川河畔を下った。今日は亀岡から保津峡へ山を越えた。いわゆる明智越えである。明智光秀が本能寺を目指して進軍するのに3つのルートを使ったという中の1つである。レベル2、平坦なコースとあったが、どうしてどうして岩場もあって、雨上がりなら滑って歩けないほどだ。それに展望も広がらないので面白みが乏しい。それでも明智光秀が決意を秘めてこの道を歩いたのだという感慨を抱いて歩く楽しみがあった。水尾に抜けて、保津峡駅から帰った。もともとは水尾に行こうと思いついたのが、遠路になった。最初は疲れが激しかったが回復が早かった。
18時から役員会で出かける予定があった。それまでの時間をどう過ごすか。早めに出かけてコーヒーでも飲んでいるか。もう少し早く出て散歩でもするか。あれこれ考えて、結局、野球を見ながら予習のようなことをして時間をつぶしてしまった。しかもバイクを走らせてしばらくしてマスクを忘れているのに気が付き、引き返した。今日は一体何をしていたのか。
僕はあまりディベートを好まないのだが、国語表現で4週にわたって穏やかなディベートをして、大成功だった。テーマは、「コロナ対策は経済活動より感染防止を重視する」と「AIは人を幸せにする」の2テーマを、それぞれ肯定否定の4チームに振り分けた。作戦タイムを長くとり、思考を深めさせた。最終段階では、一方的な発言でなく、双方向の討論をいれた。僕がディベートを好まないのは、トランプのように相手の発言を遮って言い負かすためのテクニックに走りやすいからだが、うちの生徒はマナーをしっかり守り、深い議論になった。普段発言しない生徒も、メンバーによっては発言せざるを得なくなり、一皮むけた生徒もいる。最後のディベートとして大満足であった。生徒に感謝。
バイクを東に走らせると、正面に、鴨川越しに比叡山の上に丸い月がまぶしい。今宵は天気も良く絶好の月見日和である。このシチュエーションで満月をみるのも今年限りかとおもうと愛おしい。今日から後期が始まった。ネクタイを締め、上着を羽織って出勤した。気合を入れよう。