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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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2年前までは主催者として運営してきた研究大会だが、退職したので今回は招待客として参加した。
午前の全体会の講師はアドラー心理学の岸見一郎氏である。「嫌われる勇気」は今もベストセラーだ。過去に2回講演を聞いて、自信を持って僕が推薦し斡旋した講師である。岸見氏を悪く言う輩もいるが、そいつらは話を聞いたことがないやつらだ。似非インテリが多い。岸見氏は雄弁ではないが、誠実さがにじみ出てくる、片時も耳を放すことはできない話だった。大満足だった。
午後は、大阪成蹊大学の米田薫教授の、構成的グループエンカウンターの分科会に参加した。米田氏とは20年ぶりだ。中学の先生から、指導主事になり、国分先生の講座で勉強し、大学の講師になった。巧みな話術で引き込むが、基礎基本をしっかり抑えたいい講義だった。
1週間で5日間、10人の講師に研修を受けたことになる。よく勉強したものだ。
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日本ファシリテーション協会の講師トライアルに受講生役として参加者した。これは研修会の正講師になるための登竜門で、実際に模擬研修の講師をする。その研修の受講生として参加したわけだ。
講師は基礎講座のテキストを使って20分間講義をする。受講生は講義を聞いて質問をする。次の40分でフィードバックをする。それをすでに正講師の審査員が見ていて、後で合否を判定する。当然、正講師も受講生として鋭い質問を投げかける。
講師役は当然真剣勝負だが、受講生役も真剣勝負だ。3人のトライアルがあったのだが、これだけ一生懸命に研修を受けたのは初めてかもしれないというほど集中した。おわるとぐったり疲労感がわき出てきた。
ファシリテーターとして何をしなければならないか、よーくわかった。とても勉強になった。
1泊2日の旅行の2日目は、生まれて初めての箱根観光。登山電車のスイッチバック、30年前に教科書で教えたような記憶がこびりついていて、死ぬまでに乗りたかった。始発のロープウェイに乗って大涌谷へ。初めてなのに懐かしい景色。富士山のてっぺんには雲がかかっていたが、とにかく見えた。芦ノ湖におりて海賊船に乗る。湖畔で評判のパンを食べて、旧街道を歩いた。箱根湯本へ戻って、フリーバスなので、もう一度バスにど乗って箱根駅伝のコースを宮ノ下まで登り、登山電車で下山した。
小田原で新幹線の待ち時間があったので、疲れた体に鞭打って小田原城を見て、帰途についた。
いつもながらの強行軍の旅行であった。こんな旅行は一人でしかできない。
台風の一歩後を追って、8時過ぎにバスは小田原に着いた。そのままJRで北鎌倉へ。円覚寺と建長寺に行く。鎌倉は2回目だが、今回の目的は臨済宗の円相のデザインのTシャツを買うことだ。目的は達成した。
後は、炎天下を、小町通りから、御成り通り、由比が浜通り、稲村ヶ崎の海岸を歩いたり、ところどころ江ノ島電鉄に乗って、江ノ島へ、そこから湘南モノレールで大船を経由して小田原に戻った。その間、Tシャツを3枚着替えた。
小田原から、箱根登山電車に乗って宿をとった小涌谷へ向かう。1泊2食で6000円、箱根でこんな値段で泊まれるとは……。が、旅館の人はよかったが、部屋といい風呂といい、再び宿泊の予約を入れる勇気はない。
台風5号が接近し、判断が難しい。午後からの講師も富山から来れるとの事で決行する。
午前は華頂大学の吉田先生のキャリア教育。
午後は富山の元校長の水上和夫先生の対話のある授業。名物校長らしい話術はさすがだ。流行りのアクティブラーニングや学び合いに対する批判には同感だ。だったらどうするか、構成的グループエンカウンターを取り入れた模擬授業をやってみた。生徒役に発達障害のある子や消極的な子を配しての模擬授業でだった。
台風の到着が遅れたので、暴風圏内に入るまでに終了できた。
夜、台風の後を追って夜行バスで小田原へ向かう。
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