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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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今日は父の日。先月の母の日に比べると、知名度は低い。
僕もあまり期待してなかった。僻みもあったかもしれない。
ところが、イオンモールから帰って、夕食の時、中2の次女から、メッセージカードをもらった。「いつもお仕事おつかれさまです。これからも頑張ってください。プレゼントはテストが終わってからにします。よろしくおねがいします」と書いてあった。買い物から帰って来た大学1年の長女からは、コーヒーの豆をもらった。ありがたいことである。
家族っていいなぁ、活力も元になります。
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先日開業した京都駅の南側のイオンモールに行ってみた。
新都ホテルで研修会の打ち合わせをしながら窓の外を見ていると、まるでイベントでもあるかのごとく、人の流れは絶えない。みんな京都駅からイオンモールに流れる人の群れである。
打ち合わせが終わって、僕も行ってみた。打ち合わせをしていたメンバーからは元気だねとあきれられていたが、好奇心が復活してきたのは好調な証拠である。
京都最大級といううたい文句であったが、5階建てなので総面積は最大なのだろうが、ワンフロアーの面積としては巨大とは感じない。通路もゆったりしているし、店も落ち着いたインテリアで、ゆったりした空間になってた。高級感と言う感じはなく、庶民的な感じがした。フードコートには、丸亀製麺やすき家が入っていたりして、伊勢丹とは違うコンセプトで成り立っていた。新名所になるだろう。
京都の繁華街の構図が変わりつつある。同じく京都駅の南側にあったファッションビルのアバンティに入っていた店も鞍替えしていて、その盛衰も露骨である。京都駅周辺の競争だけでなく、京都最大の繁華街であった四条河原町の衰退も進んでいる。阪急百貨店が閉店になったり、ロフトが撤退したり、人の流れが変わろうとしている。方丈記ではないが、無常である。
特売のオシャレなネクタイを2本買った。
大阪府の高校の先生のピア・サポートのグループ、ピアの会に招かれて、研修会の講師を務めさせていただいた。30人の先生方が集まられた。これは久々の人数で、それだけ楽しみにしていただいていたという証ということで、うれしかった。
事前の打ち合わせで、僕のここまでの経歴を話してくれということだったので、大学院に提出した文書を元にして、「学びの履歴」を作成した。自分の半生について語らせてもらえる機会なんて、人生で一度あるかないか。貴重な時間をいただきました。これは、研修会というより自分自身のために大いに役立った。聞いてもらえるメンバーということも予想できたので、正直に話しました。「枕のワーク」は受けた。それに、佐谷先生に登場していただいて、一つの柱にさせてもらった。自慢になった部分もあったかもしれないが、それはそれとして自分の履歴を自分自身がポジティブに受け入れるという意味で、わがままをさせてもらった。
第2部は、ピアの会なので、ぼくが実践したフレンドサポートの実習をした。センスチェックやレベルチェックで、導入をした後、事実と推測の違いを体験してもらえる実習をした。そこに仕掛けたものは、国語の先生が多いということで、ネタに「舞姫」を使って、フレンドサポートと国語の授業を掛けたワークにした。熱心に取り組んでいただいた。
その後、新しい実習を紹介するために、「月面軟着陸」をした。予想通り盛り上がった。いいワークであった。これで2つの主だったワークをして、今回の研修の大きな印象を形成して、後はインプロのワークをいくつか紹介して終わった。
研修の組み立てとしては良かったと思うし、メンバーの熱心さにも助けられて、成功といってよい出来だったと思う。
しかし、講師として得をしたのは、僕自身の新たな取り組みを明確にしてもらったことだ。
第1段階は、保健委員にピアサポートの研修をすること。
第2段階は、PTAの保護者を対象にした聴き方の研修をすること。
第3段階は、校内でグループワークの認知度をと高めること。
第4段階は、京都にもピアサポートに取り組む学校を増やして、研修会を作ること。
これらを実現するためには、まず、今与えられている仕事を誠実に着実にこなしていくことである。
元気をもらったと感想をいただいたが、僕自身も元気をもらった。
まさに、Win-Winの研修会だった。
で、今日から漢文の入門。オーソドックスに、主語述語の構造から始めて、訓点とは何か、返り点の打ち方、書き下し文の書き方と教えようとした。しかし、生徒は知ってる知ってると言うので、いきなり、ちょっとした漢文を読ませてみた。レ点は勿論、一二点、上下点やハイフンまで読ませてみた。すると、試行錯誤の後に何とか読む。そうして、興味を引き出してから、オーソドックスに決まりを教えた。すると、食いつきが良かった。言えることは、生徒の反応を見ながら、臨機応変に対応を変えることの大切さ。生徒が取り組もうとしないと嘆く前に、いろいろなやり方を試してみることだ。勿論、やる気のないこともあるが、それならやる気を引き出す工夫をする、当たり前のことだが、それが教師の本分である。弱音を吐かず、努力をしむことなく、授業をすることだ。
それで、授業のやり方を変えてみた。練習問題を自習させるのでなく、一人一人当てて答えさせ、板書していくという展開。すると、生徒はスラスラ答え、ノートに書いていく。う~ん、授業としてはスムーズに展開する。しかし、これでいいのかなぁ。まぁ、答えを写すだけでなく、一応生徒に答えさせるのだから、満更ではない。でも、教師がリードしないで、自分達でできないものか。これでは、学び合いとはほど遠い。高望みしすぎなのだろうか。
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