忍者ブログ
教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
[112]  [113]  [114]  [115]  [116]  [117]  [118]  [119]  [120]  [121]  [122
明日からセンター試験である。高校生にとっては決戦である、と煽るのはいかがなものかという思いもあるが、感動の少ない時代において、あえて鼓舞することも必要なのかもしれない。
実際、私学の個別試験とは比べ物にならない人数が受験する一大受験イベントである。記念受験という言葉もあるが、多くの進学希望者にとって、一生に一度の大舞台である。うちの学校からも80人以上の生徒が挑戦する。今日、その激励会をした。生徒はいつになく神妙に受け止めていた。一つのけじめとして、いい激励会だった。健闘を期待する。
明日、明後日は、試験会場で受験生を見送る。
PR
明日からセンター試験である。高校生にとっては決戦である、と煽るのはいかがなものかという思いもあるが、感動の少ない時代において、あえて鼓舞することも必要なのかもしれない。
実際、私学の個別試験とは比べ物にならない人数が受験する一大受験イベントである。記念受験という言葉もあるが、多くの進学希望者にとって、一生に一度の大舞台である。うちの学校からも80人以上の生徒が挑戦する。今日、その激励会をした。生徒はいつになく神妙に受け止めていた。一つのけじめとして、いい激励会だった。健闘を期待する。
明日、明後日は、試験会場で受験生を見送る。
あまりテレビを見ないのだが、木曜日は8時から11時までテレビを見続けることになりそうだ。
10時からの「不毛地帯」は昨年からの引き続きで必ず見ていた。暗い画面だか、却ってそれが内容の重さを伝えている。現代においてこのような演出が通用するのかも興味の一つだが、さすが山崎豊子の原作だけあって、見せる、考えさせる内容になっている。
8時からは先週から始まったが見逃した「とめはねっ、鈴里書道部」。NHK臭さはあるものの、書道って面白いなぁと思わせる。書道をこんなふうに捕らえた番組は初めてで、ちょっと書道をかじっている高校生はもちろん、まったく興味のなかった高校生も、書道をやってみようかなと思うようになる。いや、今の高校生はそんな単純ではないか。
そして、9時からは今週から始まった「エンゼル・バンク」。漫画週刊誌『モーニング』に連載されている転職を扱った異色の漫画が原作になっている。『ドラゴン桜』の転職版である。荒唐無稽な内容ではあるが、仕事ってそんなふうにも考えられるのかと思わされる。ドラマ化するとイマイチのことが多かったが、最近のドラマ作りは上手くなった。この番組も十分見れた。
これから毎週木曜日は忙しくなりそうだ。
地下鉄と嵐電1日乗車フリーパスを買って、京都観光に出かけた。
地下鉄で始発の六地蔵から終点の天神川まで乗って、そこから嵐電に乗り換える。どこで降りてもフリー。これで1,000円は安すぎる。
嵐電沿線の駅名は、魅力的だ。
山ノ内、蚕の社、太秦広隆寺、帷子の辻。ここで、北野線に乗り換えて、常磐、鳴滝、宇多野、御室仁和寺、妙心寺、龍安寺、等持院、北野白梅町。電車は路面を走ったり、家の家の間を通る。物干しの洗濯物が見える。古い木造の家が多いのは、風情があるのか侘しいのかわからない。
北野白梅町で降りて、北野天満宮に行く。長女の大学受験、長男の就職、妻の資格試験、今年は多くの受験生がいるので、滅多にしない神頼みをした。
歩いて引き返して、等持院へ行く。足利氏縁の寺で、回遊式の庭が美しい。足利氏歴代の木像が置いてあったりもするのだが、なぜか家康のものもあるのは謎であった。
再び電車に乗って、帷子の辻で嵐山線に乗り換えて西進する。有栖川、車折。ここで降りて、駅に隣接している車折神社に行く。ここの神様は何でも願いを叶えてくれるらしく、効能書き(?)が多かった。そこから歩いて鹿王院へ行く。ここは義満が長寿を願って建立したというわがままな寺。拝観客は誰もいない。貸し切り状態である。庭を見て、お堂に入るのだが、管理は大丈夫なのかと思うほど無防備である。最も、安置してある仏像も国宝や重要文化財はなく、運慶の作とも言われているといういかがわしい注釈が施してある。自分で戸を開けて入るとお堂もあり、開放的というか何というか。
そこから2駅歩いて嵐山に到着する。京都屈指の観光の名所である。嵯峨野巡りの起点であるが、さすがにエネルギーは残っていなかった。駅内の足湯にも入らず、帰途の電車に乗る。途中、太秦広隆寺で下車して、映画村を見に行く。突然、テーマパークのように出現するのだが、周囲の店はみなシャッターが下りていた。地域に恩恵を与えないのか。
天神川で乗り換えるついでに、右京の市立図書館を覗く。そして、地下鉄で六地蔵まで直行した。
今回の小旅行(?)の狙いは、予てからの念願であった、嵐電に乗ること。それは堪能できた。三連休の中日、優雅な一日であった。
日本ファシリテーション協会の例会で、フィンランド教育について、元祖北川氏の研修会があった。
北川氏は外交官として11年間フィンランドに赴任していて、フィンランドの学校で日本を知ってもらう仕事をしていた。そうして学校に通っているうちに、フィンランドの教育の素晴らしさを知った。
しかし、フィンランドの教育が100%正しいわけではなく、どの国の教育にも一長一短があるということを前置きしての研修であったので、すんなり入ってきた。
フィンランドの教育が注目されたのはPASSAのテストで、連続して上位に入ったからだが、ちょうど、インターナショナルからグローバルへの転換点で、教育の世界で必要とされる学力が変わり、それがフィンランドの教育と一致したからである。世界の変化とは、多様化、複雑化に対応する力である。それが、創造的問題解決能力である。
外部から未知の知識を得て、内部の既知の知識に組み込んで、新しいものへと活用していく。そのために、みんなで考える力、どこの誰にも通用する力が必要である。
「対論」は価値観の白黒をキッチリと決める、「会話」は価値観に触れずに人間関係を維持する、「対話」は互いの価値観を認めながら、新しい価値観を生み出す。必要とされているのは「対話」である。そのためには、言語化し、共有化し、熟議していく。心情的な「シンパシー」ではなく、論理的な「エンパシー」を大切にする。心情は理解し合えないことを前提に、客観的に論理を理解し合う。
自分の考えを手放し、人が考えた意見の理由を考える。そのために、なぜという質問を繰り返す。
まさに、僕がやろうとしている現代文の授業である。筆者の意見や作中人物の考え方や行動に、なぜを繰り返して考えていく。ただ、それを論理的に体系立てて組み立てることが必要である。
もう少し勉強してみよう。

カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カウンター
リンク
プロフィール
HN:
のぶさん
性別:
男性
自己紹介:
高校の国語の教師
上級教育カウンセラー
産業カウンセラー
キャリア・コンサルタント
ブログ内検索
material by:=ポカポカ色=
忍者ブログ [PR]