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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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プロレスラーの三沢光晴がリングで死んだ。
試合中にバックドロップを食らって倒れ、そのまま帰らぬ人になった。
僕は元プロレスファン。昔は会場まで足を運んで見たが、今はテレビでも見ない。それは、プロレスの廃頽に合わせるようで、ファンと言えないだろう。本当にファンなら,どんなに衰退しても見続けなければならない。
三沢について言えば、僕は「新日」派だったので、あまり興味はなかった。同世代で言えば、藤波とか長州の話題には敏感だったが、三沢についてはアンテナがなかった。
でも、少し客観的に見れば、馬場同様、人格者だと思っていた。
プロレス人気が衰退するに連れて、資金繰りも苦しくなり、レスラーとしてでなく、社長として経営に苦しんでいた。そういう面を考えると、彼の苦労が浮き上がってくる。文字通り、体を張って会社を支えていかなければならない。いい加減な社員=レスラーも引っ張っていかなければならない。
その意味では、一種の過労死である。
プロレスは八百長だとかショーだとか揶揄されてきた。K-1に比べると真剣勝負でないと批判されてきた。でも、皮肉なことに、三沢ほどのレスラーが過労の中で、受身の取り方一つ間違えば命を落としてしまうことが証明された。プロレスの技は凄いのだ。それをさも平然と受けるレスラーは凄いのだ。
三沢は死んでプロレスの凄さを証明した。
冥福を祈ります。
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父の三十三回忌と母の一周忌の法要をした。
両方の親戚も集まっていただき、十七名の大勢で執り行うことができた。
田舎では、珍しくないことだろうが、最近の都会では少なくなった方ではないか。
多くの親戚が集まることは、こんな機会しかない。中には兄弟であっても久しぶりの顔合わせであることもある。
故人の話や昔話に花が咲いて、しばし、タイムスリップした一時であった。
子として一つ役目を果たせたかな。
2週間の教育実習が終わった。今年は、インフルエンザ休校の影響で、1週目は中間試験と重なり、実習生が先生の授業を見る機会がなくなり、いきなり授業に突入という形が多かった。
僕の実習生も、試験返しの後、今週の頭からいきなり授業を持ってもらった。そうか、試験を返したのは、今週の月曜日だったのだ。一カ月前のような気がする。それぐらい長い1週間だった。指導教官の僕がこれだけ感じるのだから、実習生にとっては、どれだけの長さだろう。
最終日の今日、総括の会議をした。僕は、授業は教材研究の10分の1程度しか出せない、それぐらい教材研究が必要だとか、教師はだんだん馬鹿になるから、若い頃に勉強しなさいなどと、自戒を込めて言った。
総じての総括は、「若さがない」だった。若さの特権は、失敗できること。失敗してもいいからもっと大胆な実習をすべきではなかったか。確かに、最近の若い人は、こじんまりまとまっている。大胆さが失われている。年老いた僕らは、そうしたエネルギーを求めていることの表現かもしれない。
とにもかくにも、ご苦労さんでした。
研究授業を明日に控えて、配布する指導案を作成させねばならない。
実習生は一生懸命やっているが、よりよいものをとダメ出しをし過ぎたせいか、はたまた、僕が〆切時間が5時だということを知らなかったこともあり、5時の段階ではまとまっていなかった。それから、手直しをさせて、印刷して先生方の机上に置き終わったのが、8時30分。9時までには終わりました。
自分の実習と比べるといけないのですが、深夜まで残ってやっていたような記憶があります。
実習生は弱音を吐かずによく頑張りました。明日の出来は、少し不安もありますが、頑張ってくれるでしょう。
教育実習に合わせて公開授業週間&授業参観。
授業参観は、保護者と中学校の先生に見に来ていただく企画。昨日は十数人来られたそうだ。
公開授業はどこの学校でもやっていて、どこの学校でも教師の見学は少ない。本校もご多分に洩れず。忙しいのもあるが、気がないのである。
そんな中で、空き時間、すべて国語の授業を見学させてもらった。
教科会議では、生徒の低学力と無気力を嘆かれるが、率直に言えば、教師も低意欲である。それは、卵が先か鶏が先かと同じく、生徒の気力がないから教師も意欲を減退させるのか、教師が気力のない授業をするから生徒は無気力になるのか。恐らく、マイナスの相乗効果だろう。
先生方も、豊富な知識と経験を持っているのだから、もっと良い授業をしたいのだろうが、いかんせん生徒が付いて来れないので、ついつい生徒のレベルに合わせた授業になってしまう。予習をして来ないと諦めて、授業中に教科書を写させて、調べる語句を板書して、辞書は当然持って来ないから、辞書を回して引かせて言わせて、それを板書していく。賽の河原で石を積み上げるような無味乾燥とした授業。これじゃ、教師も面白くないし、生徒も虚しいだろう。
生徒も教師も授業で満足できるなんて、学力の高い生徒が集まった学校でなければ実現しないのだろうか。いや、そんな学校は、問題集中心の受験教育に専心するのだろうか。
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