教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
うちの学校の演劇部が公演するというので、学校へ行ってきた。
地下にある多目的教室を舞台にしての公演。
「ハンバーガーショップの野望」というタイトルで、原作を脚色したもの。なかなかのレベルである。
演劇部というと女子が多いのだが、男子が2人いて、彼らも上手かった。
客は40人程。派手系の生徒が目立つ中、こういう、おとなし系というか、オタク系というか、の層の生徒もいるのかと思った。こういう生徒もきちんと活動できる、様々な生徒が共存しているところが、うちの学校の凄さであると思った。
地下にある多目的教室を舞台にしての公演。
「ハンバーガーショップの野望」というタイトルで、原作を脚色したもの。なかなかのレベルである。
演劇部というと女子が多いのだが、男子が2人いて、彼らも上手かった。
客は40人程。派手系の生徒が目立つ中、こういう、おとなし系というか、オタク系というか、の層の生徒もいるのかと思った。こういう生徒もきちんと活動できる、様々な生徒が共存しているところが、うちの学校の凄さであると思った。
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傍観者でなく、観察者でなく、当事者としてのウォッチング。
東稜高校の歓送迎会。良い会でした。
そのバロメーターは何か。転任され先生の出席率と挨拶で決まる。
うちの学校の場合、非常勤でお世話になった先生が多数来られたこと、これがポイント。こうした先生が来てもらえるということは、在勤中の思い入れの深さ。確かに、若い人は勤務経験も浅い。最初の学校の印象は唯一である。若い人が頑張っているのもある。でも、打算でなく来てくれて、本心から「教師って素晴らしい。是非採用試験に合格して教師になりたい」と語らしめるところに、うちの学校の力がある。この2年、しんどい状況の中で勤めていながらも、やり甲斐を感じる。それは彼らを道具でなく仲間として教育活動してきた成果である。
転任された先生方。1~2年で転出された先生も来られた。これは、東稜に愛想を尽かして、不義理すら意識しなく去って行ったのでなく、思いを残されているからこそ、来てもらえた。その挨拶の中でも、苦労の中でやり甲斐を感じているという言葉が続いた。
そういう挨拶が続く中で、状況の読めないのは、場違いな挨拶をする。そういうのはバイバイ。(やや感情的になりました)
僕は出戻りですが、様々な出会いが、このわずかな時間の中にもありました。それは僕の思い込みかもしれない。でも、それが僕のモチベーションを高めて、東稜にとって邪魔にならなかったとしたら、良い方向で生きていることになる。
ウォッチャーとして、自分の席をできるだけ動かないこと。定点観測と言えば傲慢になるが、動かないことによって見えることもある。見えてから動けば、動きながらも周りを見ていることができる。
最大のポイントは、終わりの時間が来ても、なかなか会場から人がいなくならないこと。名残を惜しめるというのは、思いが重いこと。
酔った勢いで発信するのは危険であることは重々承知しているが、書かずにいられませんでした。
東稜高校の歓送迎会。良い会でした。
そのバロメーターは何か。転任され先生の出席率と挨拶で決まる。
うちの学校の場合、非常勤でお世話になった先生が多数来られたこと、これがポイント。こうした先生が来てもらえるということは、在勤中の思い入れの深さ。確かに、若い人は勤務経験も浅い。最初の学校の印象は唯一である。若い人が頑張っているのもある。でも、打算でなく来てくれて、本心から「教師って素晴らしい。是非採用試験に合格して教師になりたい」と語らしめるところに、うちの学校の力がある。この2年、しんどい状況の中で勤めていながらも、やり甲斐を感じる。それは彼らを道具でなく仲間として教育活動してきた成果である。
転任された先生方。1~2年で転出された先生も来られた。これは、東稜に愛想を尽かして、不義理すら意識しなく去って行ったのでなく、思いを残されているからこそ、来てもらえた。その挨拶の中でも、苦労の中でやり甲斐を感じているという言葉が続いた。
そういう挨拶が続く中で、状況の読めないのは、場違いな挨拶をする。そういうのはバイバイ。(やや感情的になりました)
僕は出戻りですが、様々な出会いが、このわずかな時間の中にもありました。それは僕の思い込みかもしれない。でも、それが僕のモチベーションを高めて、東稜にとって邪魔にならなかったとしたら、良い方向で生きていることになる。
ウォッチャーとして、自分の席をできるだけ動かないこと。定点観測と言えば傲慢になるが、動かないことによって見えることもある。見えてから動けば、動きながらも周りを見ていることができる。
最大のポイントは、終わりの時間が来ても、なかなか会場から人がいなくならないこと。名残を惜しめるというのは、思いが重いこと。
酔った勢いで発信するのは危険であることは重々承知しているが、書かずにいられませんでした。
産業カウンセラーのフォローアップ講座も3年目に突入した。
今年も酒林先生にお世話になる。
早速のロールプレイ。せっかくのチャンスなのにカウンセラー役が誰もでないので、買って出た。
学校が忙しくて、頭がパニクっている中だったが、そんな混沌とした中でどれだけできるか試してみようと持ったのだ。
ケースの内容は守秘義務があるのでいえないが、
自分でもスムーズに話が聞けたのではないかと思う。
暇な時よりも、忙しい時の方が言い仕事ができるという通りだ。
でも、あまり頑張り過ぎるとパンクしてしまう。
その当たりを調整しながら、いろいろなことに意欲的に取り組んでいきたい。
義務感からじゃなく、楽しみながら。
今年も酒林先生にお世話になる。
早速のロールプレイ。せっかくのチャンスなのにカウンセラー役が誰もでないので、買って出た。
学校が忙しくて、頭がパニクっている中だったが、そんな混沌とした中でどれだけできるか試してみようと持ったのだ。
ケースの内容は守秘義務があるのでいえないが、
自分でもスムーズに話が聞けたのではないかと思う。
暇な時よりも、忙しい時の方が言い仕事ができるという通りだ。
でも、あまり頑張り過ぎるとパンクしてしまう。
その当たりを調整しながら、いろいろなことに意欲的に取り組んでいきたい。
義務感からじゃなく、楽しみながら。
学校の前の、学校に出入りしているパン屋でパンを買った。
お金を払おうとレジに行くと、店のおばちゃんが、「戻ってきゃはったんですか」と声をかけてくれた。
うれしかった。6年前に転勤したが、それまで勤めていた12年間は確かな足跡を残していたのだ。
思わず「うちの生徒は変わりましたか」と聞いた。
すると、「おとなしくなりましたねぇ」と言った。
学校が大変で、下り坂にあるという評判が高い中で、ずっと学校を見続けていてくれるパン屋のおばちゃんから、そんなことを聴くと、また嬉しくなった。
短い会話だったが、やる気をもらった。
お金を払おうとレジに行くと、店のおばちゃんが、「戻ってきゃはったんですか」と声をかけてくれた。
うれしかった。6年前に転勤したが、それまで勤めていた12年間は確かな足跡を残していたのだ。
思わず「うちの生徒は変わりましたか」と聞いた。
すると、「おとなしくなりましたねぇ」と言った。
学校が大変で、下り坂にあるという評判が高い中で、ずっと学校を見続けていてくれるパン屋のおばちゃんから、そんなことを聴くと、また嬉しくなった。
短い会話だったが、やる気をもらった。
2回目の授業。今回は、「人の間のわーく」。
人との間にいる時の自分について体験的に考えてみようというねらい。
使ったのは、「隣の町の歯医者さん」。原題は「パスは待ってくれない」。バスの発車時間に間に合わせるというより、隣町の歯医者の地図を書くことを主眼にしたネーミングにした。カードに書かれた情報を交流し合って、課題を解決するというグループワーク。
毎年やるワークだが、まず、東西南北が明確でない、地図を見て行動したことがないなど、基礎的なものがかけていることに愕然とした。指示も直ぐには伝わらない。元々の制限時間の20分以内で解決できたチームはなかった。今まで早ければ15分でやったこともあるのに。もっとも、教員向けの研修でも完成しないチームもある。結局1時間丸々使ってやったが、正解したチームはなかった。
しかし、彼らの凄いところは、そんな難しい課題であるにもかかわらず、最後まで投げ出さずにやったことだ。この粘りは生きていく上で必要なことだ。しかも、感想には、完成しなかったにもかかわらず、楽しいと書いた生徒が多い。さらに、初めての人とこれだけ話ができたのは自分でも驚いたと書いた生徒も何人もいる。これは本当に素晴らしいことだ。コミュニケーション能力の低下が嘆かれているが、それはアプローチの仕方がまずいからだ。適切な課題を設定したら、生徒たちはどんどん人とつながっていく。
彼らと一緒に今日の授業をして、僕のやろうとしていることは間違っていないことを確信できた。ありがとう。
人との間にいる時の自分について体験的に考えてみようというねらい。
使ったのは、「隣の町の歯医者さん」。原題は「パスは待ってくれない」。バスの発車時間に間に合わせるというより、隣町の歯医者の地図を書くことを主眼にしたネーミングにした。カードに書かれた情報を交流し合って、課題を解決するというグループワーク。
毎年やるワークだが、まず、東西南北が明確でない、地図を見て行動したことがないなど、基礎的なものがかけていることに愕然とした。指示も直ぐには伝わらない。元々の制限時間の20分以内で解決できたチームはなかった。今まで早ければ15分でやったこともあるのに。もっとも、教員向けの研修でも完成しないチームもある。結局1時間丸々使ってやったが、正解したチームはなかった。
しかし、彼らの凄いところは、そんな難しい課題であるにもかかわらず、最後まで投げ出さずにやったことだ。この粘りは生きていく上で必要なことだ。しかも、感想には、完成しなかったにもかかわらず、楽しいと書いた生徒が多い。さらに、初めての人とこれだけ話ができたのは自分でも驚いたと書いた生徒も何人もいる。これは本当に素晴らしいことだ。コミュニケーション能力の低下が嘆かれているが、それはアプローチの仕方がまずいからだ。適切な課題を設定したら、生徒たちはどんどん人とつながっていく。
彼らと一緒に今日の授業をして、僕のやろうとしていることは間違っていないことを確信できた。ありがとう。