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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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久しぶりに、ストマネの研修会に参加した。
今回は、アンケートデータを処理するための統計学の勉強。
数字に弱いということで、避けてきた分野ですが、
グループワークなどもやりっ放しで、客観的な評価はできていない。
これからは、エビデンスの時代だ。
やったことの成果が見える化できるようにしたい。
コンピュータの発達で、面倒だった数字の処理は楽になった。
後は、何のデータを取るために、質問項目も吟味して、統計処理するのにふさわしい質問項目を設定したいと思う。
アンケートで確かめる部分は多くある。

研修会の後、近くの居酒屋で懇親会をした。
本当に久しぶりのメンバーだが、温かく迎えていただき、とても嬉しかった。少しまた、攻めの生き方ができそうな予感がし始めてきた。
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今日からセンター試験。
今年も会場校へ激励に行った。
受験生、特に国公立大学を本命にしている生徒にとっては、
3年間の集大成とも言える一日である。
2次試験で挽回できる余地はあるとしても、大勢が決まる。
生徒の立場で想像すれば、かなりの緊張だろう。
僕の時は、30数年前は、共通一次さえなかった。
一期校と二期校があった。
それが差別だという理由で共通一次になったが、
もっと差別が細分化された。
そんなことは予想されていたのに。
いや口当たりのいい理由をマスコミとグルで撒き散らして、
本望を遂げる、例を手口である。
一期校、二期校の時は、一発勝負だった。
どの学校を受験するかも一発勝負だった。
センター試験の結果を見て、希望校を断念しなければいけない。
行きたい大学ではなく、行ける大学。
確実性は高くなるかもしれないが、大学にとっても不本意ではないか。

昨日は朝の8時から夜の10時まで、
パジャマのまま、蒲団もあげずに、
12時間、1つの教材研究をしました。
8人の討論の教材です。
これは、9年前に教材化して1度授業しているのですが、
もう一度パソコンのそこから引き出してきました。
すでに、大体の目算で授業計画を立てていたので、
教材は生徒に配布済みで、この連休に細案を考えることにしていました。
ところが、詰めて考えてみると、どうも授業にならない。
原因の一つは、教材です。
ちょっと手直しはしたのですが、もともと枝葉の所をカットして短くしたので、つながらない所がある。
論理を追っていくと飛躍をするところがある。
初めは論理的な論争だったのですが、途中から、感情的になってきて、言葉の定義も曖昧なまま討論が進む。
読解するのに非常に難しい。
内容も、社会的政治的な内容で、是非考えさせたいのだが、
僕にそれだけの知識や信念があるのだろうかと揺らぎ始めた。
結局、無理だというので、途中できり上げ、他の教材に差し替えようと新たな教材研究を始めたが、途中で中断して寝た。

今日はこの授業がないので、モラトリアムの期間があった。
午前中授業をして、実践の勘を取り戻して、午後からもう一度教材研究を再開した。そして、なんとか授業になりそうなので、チャレンジすることに決めた。

自主教材は難しい。冬休みに概略を考えたのに、詰めの段階でこんなに揺れるのは初めて。
これは老いなのだろうか。
2日目は、岡田先生のエンカウンター。
岡田先生は、國分先生のお弟子さんの中でも、最もソフトで、最もエンカウンターが上手い。
難しいエクササイズも、岡田先生なら安心してできる。
國分メソッドで、まずは全員との挨拶で始まる。
次に、タイプの違う(性別や年齢や服装など)2人組になって、パートナーとの相違点や共通点や選んだ理由などを交流し、このパートナーと5年間仕事をするとしたら、何を言っておくかというエクササイズをした。
僕は若い女性の小学校の先生とパートナーになった。職場では若い女性はいないのであり得ないことだ。4月には転勤しているかもしれないので、ちょっとした疑似体験でもある。思っていることを口にしてみると、スッキリした。こんなことを職場や家庭では話をしないので、貴重な体験だった。
押しくら饅頭を童心に返った後、円になって、二人が真ん中で出会い、指示された状況設定ののロールプレイをする。多動児と教師、学級崩壊のクラスの子どもと教師、厄介な親と教師、すぐに年休をとって帰る同僚など、ありそうな設定ばかりで、リアルだった。とっさにどちらのロールを取るかでその人の性格が出たり、問題児童のロールを取るには日頃の観察が必要であったり、とっさの対応が再現されたり、面白かった。
次は、誕生のエクササイズ。4~5人で家族になって、母親の胎内にいる赤ん坊への声かけをする。子ども役になった人は、祝福されて生まれてきた原体験ができるし、母親や父親は子どもへの慈しみの気持ちを体験できる。ただ、虐待等のトラウマのある子どもがいる場合などは危険なエクササイズである。
最後に、一人を他のメンバーがマッサージをするという癒しのエクササイズで終わった。
流石と思う構成だった。危険なワークが多くあったが、そこは岡田先生の人柄と安心感で気持ちよくできた。
リーダーの力の偉大さを痛感した。
聖栄大学の岡田先生に来ていただいての、構成的グループエンカウンターの研修会。
1日目の午前は、上級カウンセラーの先生がリーダーになってエンカウンターをして、午後からそのふりかえりと、言葉によるコミュニケーションについての研修。
会場から見える東山三十六峰は昨夜からの雪でうっすら雪化粧をしていて、絶好の風景でした。
午前の実習は、自己紹介から他者紹介、協力してパズルを完成する、いいところ探し、言葉の花束。
よくあるメニューだが、リーダーの人柄やメンバーによって新鮮なものになった。
午後の言葉のコミュニケーションだが、相手への言葉掛けは尊厳の気持ちが表れることと、相手の中に豊かな言葉を増やしていく指導の重要さなどを感じた。
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