教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
CCNK(キャリアコンサルタント京都ネットワーク)の能力向上会。
今回のテーマは、1月から実施される、国家資格になったキャリアコンサルタントの実技試験対策のロールプレイ。
キャリアコンサルタントは、すでに民間の団体から資格が発行されているが、その基準や能力がバラバラで、
クライエントの話をろくに聞かずにアドバイスばかりする人や、
ただ聞くだけでなんのアドバイスもしない人など、
苦情が多いというので統一した資格にしようとするもの。
すでに民間の段階の資格を持っている人には、学科試験の代わりに講習に参加すれば免除にして、実技試験だけ合格すれば、国家資格を与えようというもの。
実技試験は、20分のロールプレイと、10分の口頭試問。
それで、その人の力が分かるのか、全くの疑問であるが、
それだけで判断して資格を、しかも国家資格を出そうというのだから、驚きだ。
それでも、何といっても国家資格。
持っていて損にはならない。
今日は、実技試験の問題と要項が公表されたので、それをもとに練習をした。
でも、ロールプレイの問題を事前に知らせるというのも、何だか変。
いったいこの試験は何を狙いにしているのか。
僕は、急いで取得する必要もないので、今回は様子見にした。
それでも、ロールプレイは楽しかった。
今回のテーマは、1月から実施される、国家資格になったキャリアコンサルタントの実技試験対策のロールプレイ。
キャリアコンサルタントは、すでに民間の団体から資格が発行されているが、その基準や能力がバラバラで、
クライエントの話をろくに聞かずにアドバイスばかりする人や、
ただ聞くだけでなんのアドバイスもしない人など、
苦情が多いというので統一した資格にしようとするもの。
すでに民間の段階の資格を持っている人には、学科試験の代わりに講習に参加すれば免除にして、実技試験だけ合格すれば、国家資格を与えようというもの。
実技試験は、20分のロールプレイと、10分の口頭試問。
それで、その人の力が分かるのか、全くの疑問であるが、
それだけで判断して資格を、しかも国家資格を出そうというのだから、驚きだ。
それでも、何といっても国家資格。
持っていて損にはならない。
今日は、実技試験の問題と要項が公表されたので、それをもとに練習をした。
でも、ロールプレイの問題を事前に知らせるというのも、何だか変。
いったいこの試験は何を狙いにしているのか。
僕は、急いで取得する必要もないので、今回は様子見にした。
それでも、ロールプレイは楽しかった。
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高校生向きの易しい経済の本です。
僕にもピッタリでした。
景気の複雑な仕組みを説明するのは難しいと思う。
それを読者の思考順序と思考時間に沿って、
わかりやすい言葉で、説明してあった。
文章としても一流です。
書かれたのは、リーマンショックの少し前ですが、
今起こっている世界恐慌を予言しています。
アメリカが世界の貿易赤字のほとんどをかぶっている。
つまり、世界経済は、アメリカが輸入超過してくれているお蔭で回っている。
もし、アメリカの消費が突然停止したら、世界恐慌が始まる。
実際、その通りになっている。
なぜ、そうなるのか。
そうなった場合、その後どういう状況が続くのか。
理詰めで書いてある。
それだけに、それが現実になった今、どうしようもない絶望感すら感じる。
今、一読すべき書。
僕にもピッタリでした。
景気の複雑な仕組みを説明するのは難しいと思う。
それを読者の思考順序と思考時間に沿って、
わかりやすい言葉で、説明してあった。
文章としても一流です。
書かれたのは、リーマンショックの少し前ですが、
今起こっている世界恐慌を予言しています。
アメリカが世界の貿易赤字のほとんどをかぶっている。
つまり、世界経済は、アメリカが輸入超過してくれているお蔭で回っている。
もし、アメリカの消費が突然停止したら、世界恐慌が始まる。
実際、その通りになっている。
なぜ、そうなるのか。
そうなった場合、その後どういう状況が続くのか。
理詰めで書いてある。
それだけに、それが現実になった今、どうしようもない絶望感すら感じる。
今、一読すべき書。
今年もM1グランプリを見てしまいました。
今年の優勝はnonstyle。
すごいスピードで漫才をする。まだ、付いて行けた。彼らのネタでは以前見たエレベーターに閉じ込められるやつが面白かった。真っ直ぐ倒れる芸はすごかった。
僕は密かにオードリーの方が面白かった。春日くんのキャラは衝撃的だ。相方の若林君のしゃべりも上手い。でも、キャラに頼りすぎた所があったかもしれない。
決勝で1票も入らなかったが、ナイツを密かに応援していた。東京の寄席で落語家に混じって苦労してきた。動きやキャラで笑わすのでなく、しっかり作り上げられたネタで笑わす所が、僕の好みだった。テンポも、ちょうどいい。
惜しくも決勝寸前で脱落した笑い飯。出てきた時は衝撃的だった。でも、ツッコミとつボケが入れ代わり続ける彼らのスタイルがあるので、落ち着いてしまった。今回は、敢えてそのパターンを逆手にとったが、鮮度という面で評価されなかったのか。落選した時の怒りは本物だった。
優勝候補は言われながらも、最下位に終わったパンチ。「おねがぁい、~してぇ」の「~」に具体的だがシュールな言葉が入り、それが面白いのだが、今回はそれを前面に出しすぎた。完全な作戦ミス。難しいものだ。
M1の「M」は漫才。エンタの神様やレッドカーぺットはコントで、時間も短い。漫才とは違う。モンスターエンジンなんかは、エンタでは常連だが、漫才となると余り面白くなかった。オリエンタルラジオなんかは、決勝戦にも出て来れなかった。エンタもカーペットも時間は短い。M1にしても4分だ。このなかで客をつかみ、笑わせるのは難しい。
しかし、昔の漫才番組は、前座でも5~7分、トリは15分やっていた。その中で、客を飽きさせることなく笑わせるのはたいへんな技術だ。かれらが15分も漫才ができるか。
まぁ、時代の違いでしょう。時代のスピードが変わってきたのでしょう。
それにしても、彼らのネタ探しはすごい。全部自作だ。昔は作家がいて、漫才師は作家の書いたネタを演じていた。と考えると、やはり、今の漫才師はすごい。
教師も少し見習って、ネタ探しをあなくては。
今年の優勝はnonstyle。
すごいスピードで漫才をする。まだ、付いて行けた。彼らのネタでは以前見たエレベーターに閉じ込められるやつが面白かった。真っ直ぐ倒れる芸はすごかった。
僕は密かにオードリーの方が面白かった。春日くんのキャラは衝撃的だ。相方の若林君のしゃべりも上手い。でも、キャラに頼りすぎた所があったかもしれない。
決勝で1票も入らなかったが、ナイツを密かに応援していた。東京の寄席で落語家に混じって苦労してきた。動きやキャラで笑わすのでなく、しっかり作り上げられたネタで笑わす所が、僕の好みだった。テンポも、ちょうどいい。
惜しくも決勝寸前で脱落した笑い飯。出てきた時は衝撃的だった。でも、ツッコミとつボケが入れ代わり続ける彼らのスタイルがあるので、落ち着いてしまった。今回は、敢えてそのパターンを逆手にとったが、鮮度という面で評価されなかったのか。落選した時の怒りは本物だった。
優勝候補は言われながらも、最下位に終わったパンチ。「おねがぁい、~してぇ」の「~」に具体的だがシュールな言葉が入り、それが面白いのだが、今回はそれを前面に出しすぎた。完全な作戦ミス。難しいものだ。
M1の「M」は漫才。エンタの神様やレッドカーぺットはコントで、時間も短い。漫才とは違う。モンスターエンジンなんかは、エンタでは常連だが、漫才となると余り面白くなかった。オリエンタルラジオなんかは、決勝戦にも出て来れなかった。エンタもカーペットも時間は短い。M1にしても4分だ。このなかで客をつかみ、笑わせるのは難しい。
しかし、昔の漫才番組は、前座でも5~7分、トリは15分やっていた。その中で、客を飽きさせることなく笑わせるのはたいへんな技術だ。かれらが15分も漫才ができるか。
まぁ、時代の違いでしょう。時代のスピードが変わってきたのでしょう。
それにしても、彼らのネタ探しはすごい。全部自作だ。昔は作家がいて、漫才師は作家の書いたネタを演じていた。と考えると、やはり、今の漫才師はすごい。
教師も少し見習って、ネタ探しをあなくては。
京都教育大の授業研究会「創の会」で、
「こころ」の実践発表をした。
今回は、4人チームで話し合う機会をふんだんに取り入れた授業。
その授業展開もさることながら、話題のもう一つは、解釈の問題。
さすが定番教材だけあって、皆さん独自の授業を編み出されていて、
より深い読解をしている。
喧々諤々、いい話ができた。
それはもう1本の発表は、韓国から留学している高校の国語の先生のもの。
韓国はPISAで上位に入るなど、伸長が目覚ましい。
国も親も教育に金と熱意をかけている。
どの教室にも、プロジェクターが常設してあって、
パワーポイントを使って授業をしている。
そんな設備もさることながら、韓国の躍進の秘密は、そのカリキュラムにある。
日本の国語は作品中心。その作品をどう読解するか。
だから、「国語の力って何」と聞かれても一言で答えられないし、
多くの言葉を要しても難しい。
韓国は、この教材では段落設定、
この教材では要約、
この教材では構成というように、何を学習するのかを明確にしている。
扱う教材も文学的なものは別枠で扱い、
読解力をつけるには実用的な文章を扱う。
知識注入の授業と並行して、必ず、遂行課題という実習スタイルの授業を加えている。
知識として学んだことを、実践してみるのだ。
そして、それを教師がしっかりした評価基準を作って生徒に示し、
客観的に評価する。
日本でも体験的な学習が取り入れられ始めているが、教科は曖昧で、やりっ放しの所が多い。(これは自省しなければならない)
そこまできっちりやっているからこそ、確かな学力がついていく。
日本は、教育予算もそうだが、内容でも大きく後れを取っている。
もっとも、韓国の改変では、多くの先生が付いていけなくて、辞めたそうだ。
それぐらいの改変をしなければ、教育は変わらない。
「こころ」の実践発表をした。
今回は、4人チームで話し合う機会をふんだんに取り入れた授業。
その授業展開もさることながら、話題のもう一つは、解釈の問題。
さすが定番教材だけあって、皆さん独自の授業を編み出されていて、
より深い読解をしている。
喧々諤々、いい話ができた。
それはもう1本の発表は、韓国から留学している高校の国語の先生のもの。
韓国はPISAで上位に入るなど、伸長が目覚ましい。
国も親も教育に金と熱意をかけている。
どの教室にも、プロジェクターが常設してあって、
パワーポイントを使って授業をしている。
そんな設備もさることながら、韓国の躍進の秘密は、そのカリキュラムにある。
日本の国語は作品中心。その作品をどう読解するか。
だから、「国語の力って何」と聞かれても一言で答えられないし、
多くの言葉を要しても難しい。
韓国は、この教材では段落設定、
この教材では要約、
この教材では構成というように、何を学習するのかを明確にしている。
扱う教材も文学的なものは別枠で扱い、
読解力をつけるには実用的な文章を扱う。
知識注入の授業と並行して、必ず、遂行課題という実習スタイルの授業を加えている。
知識として学んだことを、実践してみるのだ。
そして、それを教師がしっかりした評価基準を作って生徒に示し、
客観的に評価する。
日本でも体験的な学習が取り入れられ始めているが、教科は曖昧で、やりっ放しの所が多い。(これは自省しなければならない)
そこまできっちりやっているからこそ、確かな学力がついていく。
日本は、教育予算もそうだが、内容でも大きく後れを取っている。
もっとも、韓国の改変では、多くの先生が付いていけなくて、辞めたそうだ。
それぐらいの改変をしなければ、教育は変わらない。
もう1時間の授業は国語表現。
傾聴のレッスンの4回目。
今まで学習してきた技法を駆使して、4人一組になって、
ひたすら話し、ひたすら聞く。
テーマは、アンゲームから抜粋した選りすぐりの話題。
普段話さないような、でもとても話したくなるような話題がいっぱい。
生徒は、普段ひたすら聞いてもらうことは少ないらしく、
スッキリした、満足したという感想が多かった。
年明け4回、何をしようか。楽しみだ。
傾聴のレッスンの4回目。
今まで学習してきた技法を駆使して、4人一組になって、
ひたすら話し、ひたすら聞く。
テーマは、アンゲームから抜粋した選りすぐりの話題。
普段話さないような、でもとても話したくなるような話題がいっぱい。
生徒は、普段ひたすら聞いてもらうことは少ないらしく、
スッキリした、満足したという感想が多かった。
年明け4回、何をしようか。楽しみだ。