その名の通り、グループワークについて研究するグループなのだが、
運営も進行もとってもファジー。
だから、よそ者が参加してもすんなり入れる。
「ゲゲゲの鬼太郎、妖怪探し」というゲームをしたのだが、
仕組みはシンプルなのだが、理屈が難しく、頭が真っ白になった。
ワークの途中から、完全にお客さん状態。
頭が動かない。
ならば、そういう子の身になってみようとしました。
いつ投げ出してしまおうかと思いましたが、グループのムードを壊すこともできず、
チョロチョロと参加しました。
つらさがよく分かりました。
プーイングの嵐でした。
その穴埋めに、ワン・センテンス。
前々回のワンワードのバリエーションで、1文節から1文に。
より複雑になるけれど、それだけ話も面白くなる。
さらにさらに、あらかじめ接続詞を決めておいて、サイコロを振って、出た目の接続詞を使って文を続ける。
ランダムな発想から、ロジックな発想へ。
詳細は、http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nobu-nisi/soudan/jikokeisei.html
犬飼康弘著「聴解・発表ワークブック」(スリーエーネットワーク)
これは名著です。
付録のCDを使いこなして授業をしました。
「食中毒」についての3分の発表を聞いて、
まず、メモを取る。
次に、メモをもとにして、ポイントチェックのプリントを完成する。
もう一度、CDを聞いて確かめる。
次に、ポイントチェックをもとにして、文図を書く。
文図を見ながら、最後にもう一度CDを聞く。
聞き取りもできるし、論理的な話の展開を具体的に理解できるし、自分が発表する時の方法もわかるし。
完璧な展開の授業ができました。
それは、名著のおかげが第一ですが、
自分をほめるなら、展開の仕方とワークシートの作り方もよかったと、自画自賛。
詳細は、http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nobu-nisi/soudan/jikokeisei.html
豊太郎は通訳の仕事がよほど楽しかったのだろう。
正直に書いている。
エリスからの手紙が来るから、エリスを忘れることができなかった。
ということは、手紙が来なかったら忘れていたんかい!(とツッコミが入る)
そしてその手紙の「大臣に重くもちいられたらなら」という部分で初めて自分の立場を知る。
神に誓って、翻訳の仕事と出世を結びつけていなかったという豊太郎の言葉は信じてやろう。
それにしても、なんて迂闊な奴なんだろう。
本当に学問大好き人間なんだなぁ。
大臣の信用を得た理由は、勿論、語学の才能もあるが、
大臣がエリスと別れたと思っているから。
政治家は女性スキャンダルを最も嫌うのは今も昔も同じ。
どうする?豊太郎。
どうする?一緒に日本に行けると夢見る少女。
授業の詳細は、http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nobu-nisi/kokugo/maihime03.htm
FBタイム、フィードバック、ふりかえりの時間。
これまでの、今日の授業を、2人1組で振り返る。
席替えをした後、「新しい隣人と知り合いましょう」と言って、
横の人と2人組になって、
①1人1分、2人2分で、「舞姫」の第7段落までのあらすじを語る。
1人目の人の途中から、2人目の人が引き継いで語り終わるように。
②1人30秒で、互いにここまでの感想を述べる。
③1人1分間で、互いに相手に質問する。
①はことがらとのコミュニケーション、②は自分の内面とのコミュニケーション、③は相手とのコミュニケーション。
教室は騒然となり、異様な盛り上がり状態。
あわてて、前後の戸を締め切って、隣の教室に迷惑にならないようにしました。
楽しくて、コミュニケーションの実習にもなって、短時間で、内容がよく理解できる。
一石四鳥の授業法です。
思い切ってやってよかったです。また、使えます。