学習プリントを使って、漢字の読みと語句の意味を確認する。生徒と音読して、舞姫チェックをして、ポイントを板書する。
毎年と同じパターンで授業が進むはずなのだが、今日は月曜日、生徒のやる気もいつも異常に低い。
手慣れた授業で安心していると、意外な落とし穴がある。やり方は同じでも、生徒は毎年違う。同じ生徒でも、曜日によって、時間帯によっても違う。その辺りが授業はナマモノと言われるゆえんです。
教師にとっては毎年同じパターンの繰り返しであるが、生徒にとっては一度しかない。こちらの気持ちを、いつもフレッシュに保つことが大切だが、なかなか難しい。
授業は奥が深い。
授業の詳細は、http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nobu-nisi/kokugo/maihime03.htm
連日の研修です。趣味だからこそできるのでしょうか。
今日は大阪の難波まで行ってきました。昨年の夏、東京でお会いした埼玉の高校の先生が、ワークシートの使い方の研修をされると聞いて飛んで行きました。
昨日と打って代わって、年輩の先生が多く、その分では安心できました。逆に、グループワークに年輩の先生が興味を持ってくださることはうれしいことです。
グループワークはリクリエーション系の実習が多いのですが、特に高校などでする場合は、先生がそういうことに慣れていないので尻込みされることが多いです。その時、それさえ配れば、生徒が面白がってやっくくれるワークシートがあれば、グループワークも広がります。
魔法のようなシートですが、工夫次第で可能になります。その辺りの発想や配慮を盗もうと、一生懸命聞きました。おかげで、多くのヒントを手に入れることができました。早速、「自己形成のわーく」に活かしていきたいと思いました。
昨日、今日と、いい勉強をしさせていただきました。明日からの活力に。
初っぱなから「舞姫」です。
なぜかというと、こんな長編小説で,擬古文の教材を入試直前までやっていれない。しかし、3年生の定番を避けて通ることできない。ならば、初めにしようという発想です。
それに、文体は難しいけれど、内容は「仕事か恋愛か」という、シンプル且つ興味深いテーマです。やり方を工夫すれば、生徒はおもしろくてたまらなくなってしまいます。
かといって、単に従来の指導をそのまま継続するのでは進歩はなく、消化試合になってします。
1回1回、ライブ感覚で対処していくことは、大変ではありますが、楽しもうと思えばワンランクアップできます。
第1回は、人生相談風に、恋愛か仕事かに悩むTにアドバイスをするという設定です。
相談内容は、「舞姫」の相沢に会って、エリスと別れろと忠告される場面までです。
授業の詳細は、http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nobu-nisi/kokugo/maihime03.htm
いよいよ今年度の主力である、国語表現~自己形成のわーく~が始まりました。
目的は、言葉を通して自己を形成し、確かな未来像を描くことです。本来の主旨である国語教育と、言葉を支える心を学ぶ心理学とのコラボレーション授業です。
今日は、その目的を伝えたあと、ジャンケンで勝てば相手の名前を書いてもらい、7個揃ったものから、好きな場所に座れるという特権を付加したゲームを実施しました。そこにはいくつか仕掛けがありますが、詳しくは後日アップするホームページの記事をご覧ください。
その後、ジョハリの窓のワークと解説をして、セルフセフィカシーのチェックシートをさせて、交流分析の基本的な構えと組み合わせました。
生徒は真剣に取り組んでくれましたが、真剣ゆえにやや恐いものを感じ、次回も自己理解をしていると深みにはまりそうなので、少し肩透かしを食わせて、言葉の学習をしようかと感じました。その辺りの感覚を研ぎ澄ましておくのが、グループワークのファシリテーターの最も大切な能力の一つです。
詳細は、http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nobu-nisi/soudan/jikokeisei.html