教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
カウンセリングを勉強しなおそうと本を読みなおしている。今読んでいるのは河合隼雄の『カウンセリングの実際問題』である。今日読んだところに出てきたのが、「待つ」という言葉だ。若い頃勉強し始めと僕を救ってくれたのが「待つ」だった。当時の僕は瞬間湯沸かし器のように短気だった。それで生徒ともよくぶつかった。そんな時、福本先生が教えてくださったのが「待つ」ことだった。すぐに反応せずに見ていると自然と事態は好転していくことが多くなった。冷静に省察し判断を下せるからだろう。いまは穏やかになったが、それでもまだまだ待てないことが多い。待つのにはじっと我慢のエネルギーが必要だ。こらえ性がなくなると待てなくなる。若返るためにも待とう。
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