教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
昔は毎週職員会議があった。毎回喧喧囂囂、7時8時まで議論したものだ。夕食のパンが出たこともしばしばあった。月に2回になり、1回になり、議論もほとんどなくなった。上意下達、校長に言うことを唯々諾々として聞いている。別に、昔がよかったという気はない。何でも反対の弊害はあった。対案もなく反対するのは建設的でない。今日の職員会議では校長から大胆な改革案が提示された。反対と言うよりわからないところがいっぱいあった。細部だけでなく、その案の根底にある目的自体がわからない。しかし、誰も反対どころか質問もしない。もし僕が来年のいるなら、遠慮しながらも質問した。自分が1年でも働くなら、細かな点は置いておいても、根本は納得したい。もちろん自分のためだが、生徒のためにもなる。なぜ質問しないのか。大人げないのか。これが今と言う時代の雰囲気か。守旧派と言われたくないのか。僕が古いのか。やはり引き際だ。
PR
この記事にコメントする