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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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久々に明日の教室に参加した。
今回は野中信行氏。テーマは、「味噌汁・ご飯」の授業。つまり、日常授業を見直そうということ。研究授業などでは、入念に時間を掛けて用意された授業が展開される。そんな授業を「ごちそう授業」と名付ける。でも、そんな授業を毎回できるはずもない。万が一、毎日ごちそう授業ば
かり受けていると、飽きてしまう。これは僕流に言えば、プロレスと同じである。プロレスの技が高度化すると同時にデンジャラスになると、ファンはますます危険な技を求める。レスラーはそれに応えようと危ない技を繰り出す。その結果が三沢光晴の死である。
計算してみるは、小学校で年間ごちそう授業は数時間、それに比べて、日常授業は1,000時間。いくら研究授業で素晴らしい授業をしても、日常の授業が不味ければ、生徒に学力はつかない。
日常授業とは、教材研究に時間を掛けたくても掛けられない授業のことである。とすれば、いかに効率的に教材研究をするかがポイントになってくる。
今回の研修会では、詩を教材にして、30分程度で教材研究をし、15分の模擬授業をさせた。それはそれで面白かった。その後講義があった。先に書いたようなことが話された。目からウロコはなかったが、日々思っていたことをきっぱりと言っていただきスッキリした。日常授業は時間潰しになっていることが多い。なぜ授業をするかといえば、そこに授業時間があるからだ。洒落にもならない状況だが、これが現実である。
残念ながら、じゃどうすれば良いか、というマニュアル的な提示はなかった。それはこれからの課題である。
大切なことは、授業は日常的なものであり、それをいかに効率的に充実するかである。

ところで、2次会であるが、知り合いが何人もいた。以前研究会で同じだった人、大学院に通っている人、でも、一番痛感だったのは、教え子、しかも担任していた子が挨拶に来てくれたのに、思い出せなかったこと。本当に失礼なことをしてしまった。申し訳ない。
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今日は大学院の新入生歓迎コンパだった。もちろん、ぼくは新入生で歓迎される立場である。この歳で、こんな僥倖にめぐり合えるとは。ストレートマスターが多い中で、息子の年齢の学生と一緒にお酒が飲める。話題が合うかどうか心配だったが、なんとかなった。最後に赤外線通信で電話番号の交換までして、すっかり学生です。
2年生の現代文は最初から『山月記』である。
時間数が少ないので、メインの教材からやろうというねらいである。
導入は、教師による朗読。『山月記』の朗読テープは数多くあるが、その中でも秀逸なのが野村万作のもの。以前は、テープを聞かせて生徒の感動を引き出していたが、数年前から、それじゃ、教師が同じように万感の思いを込めて朗読すれば、もっと生徒の度肝を抜けるのではないかと思って始めた。前任校の担任のクラスでは、修学旅行のバスの中で生徒が朗読し始める騒ぎで、その効果は抜群であった。
今年も2クラス試した。生徒はしーんとして聞いてくれた。読んでいる方も、どんどん感情移入が激しくなり、恍惚状態になる。
これで、興味を持ってくれたらしめたものだ。
22年度も3年の総合的な学習の時間の「実践的表現講座」を担当することになりました。水曜の午後2時間連続の半期の授業です。
今年は担任でもなく、去年全く教えなかった学年なので、どんなメンバーがいるのか未知の世界でした。それだけに、期待より不安の方が大きかった。でも、蓋を開けてみるとみんな意欲的でした。
今日は、自己紹介の準備のわーく。まず、フリップ・スピーチで、名前とニックネームと、この授業を選択した理由を紙に書いて、全員の前で発表させました。それで、簡単な自己紹介の導入と、生徒がこの授業に何を求めているかをリサーチしました。
次に、自己紹介の重要さを演技しながら説明しました。
そして、モデリングと自己開示を兼ねて、教師に対する一問一答をし、誠実に答えながら、質問と答えをウェビングを使って板書しました。
そして、生徒に、まず自分自身で自己紹介のためのウェビングをさせました。次に2人組になって、そのウェビングを見ながら、インタビューをしてより多くの自己紹介のネタを探させました。
最後に、その中から18個を選んで、自己紹介のメモを作らせました。
振り返りシートに感想を書かせましたが、概ね好評でした。
来週の授業は何をしようか、考えるのが楽しみになってきました。
今日は模擬試験で授業がなかったにもかかわらず、朝から会議や面談や挨拶回りなどがあって疲れた。こんな中で、300分も院の授業に耐えられるのか?妻に作ってもらった夕食の弁当を胃に書き込んで大学へ向かった。
1つ目の授業は、学級経営。最後にグループワークで「一番印象に残っているクラス」について話し合った。30年前の始めて持ったクラスのことを話すと、なぜかしら元気が沸いてきた。先生の話では、院では、教師ではなく院生として勉強してほしいという言葉を聞いて、ストレートマスターに対して経験者として高い位置から見るのでなく、同じ院生として学んでいかないと、院にきた意味がないと改めて肝に銘じた。
2つ目の授業は、問題行動を扱う生徒指導の講義。ここでは構成的グループエンカウンターをするというので受講した。お手並み拝見という陰気なスタンスもあったが、ストレートに、構成的グループエンタウンターは特異であることをカミングアウトして授業に臨んだ。挑むのではなく、立場を明らかにした上で、さらに高度なものをつかみ取りたいと思った。
2講義を終えて10時前になったが、高校を出た時よりも元気になっている自分がうれしかった。こんな思いを4年間できるなんて、なんて幸せなんだと思った。
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