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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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昨日は、ショッピングセンターを歩いて、おいしい珈琲店を発見した。
今日は、北野の方へ行って、発表のご褒美として、静かなイタリア料理店でランチを食べた。
日常から離れて、ホッとする一時だった。
2日間の神戸、オシャレな街で、住んでみたいなえと思ったが、先立つものが必要。何かで成功したらなんて、夢物語を夢見ながら、神戸を後にした。
明日からまた日常が始まる。
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本来なら5月末に実施されるはずだったが、新型インフルエンザで半年延期になっていた。昨日は午前中に打ち合わせがあり、午後から開会式とシンポジウムがあったが、受付だけすませて、神戸の街を散策した。
そして、今日は、分科会での発表だ。第2分科会の「現場教育における産業カウンセラーの可能性」。現場教育と言うのも変な言い方だし、僕は産業カウンセラーとして取り組んでいるのでもないのだが、「コミュニケーション&キャリア教育年間プログラム」というテーマで、国語表現の授業実践を報告した。発表15分、質疑応答10分と短い中、コンパクトにまとめられた。直後の質疑応答はあまり活発でなかったが、3つの発表後、そしてその後のグループ討論の中では、活発な意見交換ができた。
僕の本を買ってくれていた人や、ホームページを見てくれていた人もいて、嬉しかった。大学や専門学校などでもキャリア教育の黎明期で、何をどのようにプログラムすればいいのか試行錯誤と言う所。その中で、僕の実践はなかなか良い線いっているのではないかと、再認識した。
いろいろ出た意見をもとにして、さらに頑張ろうと言う前向きなエネルギーを注入できた。やはり、発表するとそれなりの見返りはある。
恥ずかしい話だが、授業が騒がしい。
3年のこの時期になって、制圧しておかなければならないのだが、手強い。震源地は一人ではない、いたる所から不規則発言が起こる。授業に無関係な話が、私語ではなく公語として教室中を飛び回る。しかし、時々授業に参加してなかなか良い意見を言う。授業を妨害しようと言う悪意はない。ただ、話してしまうのだ。
滅多にないが、堪忍袋の緒が切れて大声で怒ることもある。その効果は3分程度。生徒は叱られなれているのだ。学校でも家でも。それならばと、沈黙作戦に出る。授業の語りを中断して教師が黙る。すると、その空気が教室の中にジワジワと浸透していく。最後まで空気が読めない生徒に、「おまえ空気読めや」とツッコミを入れる。生徒は言う。沈黙に耐えられない。
そこでわかった。生徒たちは子どもの頃から騒音の中で生活している。滅多に勉強しないが、勉強するときもテレビをつけながら、音楽を聞きながら。勉強中は必ず音がある。音がなければ不安になる。だから、しーんとした教室で授業を受けるのが苦痛なのだ。と大胆な仮説を立ててみる。
ミスなのか、マンなのか、なんて冗談はさておいて、
彼女は、ロジャースの面接の相手である。
最近発見された、ロジャーズの面接ビデオを見た。
しかし、不覚にも、寝てしまった。
言い訳をすれば、水曜日は「実践的表現講座」という手ごわい授業があり、それに全力を傾ける。しかも、今日は4時30分から職員会議があり、その書記をした。そして、追認試験の結果を生徒に電話して、そのまま学校を飛び出して、バイクで実家へ。実家にバイクを置いて、自転車に乗り換えて滑り込み。着いたときには疲れ果てていた。しかも、僕の生まれた頃の録画なので、雑音が入りまくり、それが子守歌がわりになってしまった。
言い訳はここまで、うろ覚えの内容は、ロジャースの鋭さである。ロジャーズと言えばおうむ返しで、クライエントの話を繰り返すばかりかと思いきや、結構言い換えたり解釈したりしている。しかし、それが的確なのだ。それに、最も感心したのが、沈黙である。沈黙の連続が睡魔を誘った一因でもあるのだが、クライエントが沈黙してもじっくり待つ。これはなかなかできない。カウンセラーの方が辛抱できなくなることが多い。それはカウンセラーが不安になるからで、つまりは自信がないからである。それをロジャースはじっと待つ。だから、流石だと思った。
日本学校教育相談学会京都府支部の総会をしました。研修会では、追手門学院大学の三川先生に来ていただいて、非常に有益な研修ができました。キャリア教育がなぜ現場で受け入れられないのか、根本問題に迫る議論ができました。高校までなると、出口が気になり、自分は何のためにこの出口まで辿り着いたかを忘れてしまいます。キャリア教育とは人生である。全人教育である。言い古された言葉であるが、最近は使わなくなったし、使うときは絶えず胡散臭さが漂う。僕らの世代では自然に身についた能力が、今は仕掛けをしなければ体験どころか、意識すらされない。超進学校では進学実績を残すために汲々としている。困難校では、キャリア意識を持たせることが大切だと思いながら、連日悪戦苦闘の日々の中で、何ができるのか、精神論でなく、現実として。
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