教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
恥ずかしい話だが、授業が騒がしい。
3年のこの時期になって、制圧しておかなければならないのだが、手強い。震源地は一人ではない、いたる所から不規則発言が起こる。授業に無関係な話が、私語ではなく公語として教室中を飛び回る。しかし、時々授業に参加してなかなか良い意見を言う。授業を妨害しようと言う悪意はない。ただ、話してしまうのだ。
滅多にないが、堪忍袋の緒が切れて大声で怒ることもある。その効果は3分程度。生徒は叱られなれているのだ。学校でも家でも。それならばと、沈黙作戦に出る。授業の語りを中断して教師が黙る。すると、その空気が教室の中にジワジワと浸透していく。最後まで空気が読めない生徒に、「おまえ空気読めや」とツッコミを入れる。生徒は言う。沈黙に耐えられない。
そこでわかった。生徒たちは子どもの頃から騒音の中で生活している。滅多に勉強しないが、勉強するときもテレビをつけながら、音楽を聞きながら。勉強中は必ず音がある。音がなければ不安になる。だから、しーんとした教室で授業を受けるのが苦痛なのだ。と大胆な仮説を立ててみる。
3年のこの時期になって、制圧しておかなければならないのだが、手強い。震源地は一人ではない、いたる所から不規則発言が起こる。授業に無関係な話が、私語ではなく公語として教室中を飛び回る。しかし、時々授業に参加してなかなか良い意見を言う。授業を妨害しようと言う悪意はない。ただ、話してしまうのだ。
滅多にないが、堪忍袋の緒が切れて大声で怒ることもある。その効果は3分程度。生徒は叱られなれているのだ。学校でも家でも。それならばと、沈黙作戦に出る。授業の語りを中断して教師が黙る。すると、その空気が教室の中にジワジワと浸透していく。最後まで空気が読めない生徒に、「おまえ空気読めや」とツッコミを入れる。生徒は言う。沈黙に耐えられない。
そこでわかった。生徒たちは子どもの頃から騒音の中で生活している。滅多に勉強しないが、勉強するときもテレビをつけながら、音楽を聞きながら。勉強中は必ず音がある。音がなければ不安になる。だから、しーんとした教室で授業を受けるのが苦痛なのだ。と大胆な仮説を立ててみる。
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