教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
日本学校教育相談学会京都府支部の総会をしました。研修会では、追手門学院大学の三川先生に来ていただいて、非常に有益な研修ができました。キャリア教育がなぜ現場で受け入れられないのか、根本問題に迫る議論ができました。高校までなると、出口が気になり、自分は何のためにこの出口まで辿り着いたかを忘れてしまいます。キャリア教育とは人生である。全人教育である。言い古された言葉であるが、最近は使わなくなったし、使うときは絶えず胡散臭さが漂う。僕らの世代では自然に身についた能力が、今は仕掛けをしなければ体験どころか、意識すらされない。超進学校では進学実績を残すために汲々としている。困難校では、キャリア意識を持たせることが大切だと思いながら、連日悪戦苦闘の日々の中で、何ができるのか、精神論でなく、現実として。
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