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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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「舞姫」も多いクラスで8回目。エリスが登場する第4段落まで来ました。
頑張って、「学び合い」をできるだけ取り入れています。

1.「学習プリント」を配布し、漢字の読みと語句の意味調べを宿題にす
る。
2.机間巡視をして宿題を点検する。
3.漢字の読みは、1人3個ずつ答えさせる。語句の意味は教師が言う。(辞書によって表現が違うので、生徒に言わせても一致しない。一つの例として教師が一つの表現を示す)
4.2人組で、読点で交代して、ペアリーディングをさせる。
5.「チェックプリント」を配布し、4人組で、解答を考えさせる。正しいものには「〇」、間違っているものはその箇所を訂正させる。
6.教師が、簡単な訳を付けながら、正解を解説していく。
7.ポイントを解説しながら、板書する。
8.漫画を配布する。

これで1つの段落を終え、次の段落も同じ工程で授業します。
「4」と「5」が学び合いになっています。
当初は、「6」も解説と板書でなく、「要点プリント」を配布して、穴埋めをさせようと思っていました。しかし、プリントばかりだと、生徒が作業的になりすぎて、だれてしまいそうでした。
本来の学び合いは、数時間、最初に10分以内で指示した後、生徒がひたすら話し合う。教師は、学び合いに参加させることには介入するが、解答には関与しない。
しかし、学力のない生徒には、学び合いが苦痛な生徒が多い。なぜなら、学び合いは主体的な学びが要求される。そこには意欲が必要である。しかしながら、学力の低い生徒は意欲も低い。両者には強い相関関係がある。
意欲の低い生徒は、どうしても受身になる。つまり、一斉授業で教師が板書したことをノートすることで授業したことを実感する。
だから、どこかで教師主導の部分が必要になる。それでも、必ず学び合いの部分を取り入れ続けることで、そうした生徒も主体的に学ぶ姿勢を身につけて行けるように導いていきたい。
そのためにも、「チェックプリント」の出来ばえが命綱になる。
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5連休の1日目、近いのにあまり行ったことのない奈良公園に行った。
猿沢池は大学時代に試合で近所の旅館に泊まった記憶がある。夜遅かったので、暗いイメージしかなかった。昼間行って案外小さい池だった。
今回の奈良行きの最大の目的は、興福寺の阿修羅像を見ること。ところが、東京国立博物館へ出張中であった。金剛力士像は見れたが、残念。また来よう。
次の目的地は依水園の庭園。奈良では3本の指に入るという回遊式庭園。若草山や東大寺を借景にして、なかなか良い庭だった。しばし、人工的ではあるが自然の中で悠久の時間を楽しんだ。
昼になったので、ガイドブックで目をつけておいた「古書喫茶ちちろ」へ行く。ここのオーナーは映画『殯の森』の主演俳優。残念ながらオーナーはいなかったが、店内は普通の家で、壁のスチールの書棚に古本が並べてある。その本というのが、僕が大学時代に読んだ思想っぽい本ばかり。懐かしい空間であった。アルバイトの女性と会話を楽しむ。
その女性のお勧めで、東大寺の二月堂へ行く。二月堂と言えば、3月のお水取り。テレビでは見たことがあるが、行ったのは初めて。清水の舞台のように高台から市内が一望できて絶景だった。
その後、軽い気持ちで春日大社の裏山に当る原生林に入る。おばあさんが気軽に登っていくので付いて行ったのだが、10㎞以上ある山道で、4時間近くかかって一周した。途中展望が開けるでもなく、ただ、木々の中を歩いたのだが、いろいろ考えることはできた。市内にあって、これだけの自然に触れられるのは貴重である。
すっかり遅くなった。でも、ならまちは今度にして、最後の目的地である「羅漢」という喫茶店へ。ここはストレート珈琲でも280円で、サイフォンで入れてくれる。
土産に公家芋というさつまいものきんつばを買って帰った。
歩き過ぎて、右足の付け根が痛くなった。が、快晴の奈良の、いい1日だった。
映画の日、8時からのレイトショーに行ってきました。
家に帰れば11時30分、それでもよかった。
Ⅰに比べてさらにスケールが大きくなっている。
そりゃ、メインの赤壁の戦いですから。金のかけ方は半端ではありません。
セットもそうだが、凄いのは人の数。
戦闘シーンを盛り上げるために、数えきれない人がでています。
役者の立場からすれば、一瞬映ったにしてもすごいことなんでしょう。
これが大スターへの第一歩ということは今はないでしょうが。
で、一瞬にして戦死する数えきれない人の中で、主要な武将たちは最後まで生き残る。途中で死んでしまった中村獅童も最期のシーンは主役でした。生き残る武将たちにも、一瞬で死んでしまう名もない兵士と同じように、矢や槍や火の玉は飛んでくる。なのに、当らないのはなぜ。
矢や槍や火の玉が武将を避けるわけはない。映画なんだから、主役級の役者が死んだら話にならないが、実際の戦いでもそんなことが起こっていたのだろうか。
武将だから、後方で傍観しているわけにはいかない。特に当時の戦争は白兵戦で、勇猛に闘うからこそ武将と呼ばれる。自分の身を危険にさらして生き延びてきたのだろう。それでも、矢や槍や火の玉が当らなかったとしたら、それは気合と言う以外にないのだろうか。
そんなショーもないことを考えながら、一生懸命見ていた。
最後、曹操を追い詰めながら逃がしてやったのはなぜか。あれが三国志の時代の闘い方だったのか。生かしておけば、やがて勢力を盛り返してくるのは目に見えているのに。なんて、考えるのはセコイのでしょうか。
そんな意味でも、スケールの大きな映画だったのだろうか。


高3の長女の高校の吹奏楽部の定期演奏会に行ってきた。
最近、9時頃に帰ってくる日が続いていたが、その成果が表れていた。
2時間の演奏、練習するのも大変だろう。
マーチングもやっていて、演奏だけでなく、練習が必要だ。
1000人入るホールが満席。保護者だけでなく、卒業生や中学生も来ている。高校の人気というか、勢いを感じる。
初めから終わりまで、制服姿の1年生は、ホールの客席の両側の壁に立っている。途中1度だけ、ステージに上がり、歌を歌う。その数36人。娘も2年前はあんなのだったなぁと思う。
1脚にビデオカメラを据えつけて、露出を調整しながら、カメラマン。ちょっと父親をした。
6年前までの12年間、ずっと前を通って通勤していて、存在は知っていたのだが、豆を轢いて珈琲を飲み始めたのが3年前だから、興味がなかったが、看板に自家焙煎とあったので、豆を買いに初めて入った。「三番館」という名の珈琲店。
朝の7時から開店していて、いつも客が何人か入っている。帰りはもう閉まっている。5時に閉店しているらしい。珈琲にトーストが付いて、モーニングの時間帯だけでなくオールタイム350円、卵が付けば380円。安い。
マスターと奥さんの2人でやっている。どちらもすごく物腰が柔らかくて温かい人。二言三言会話しただけだが、その人柄は直ぐに伝わった。
豆を買った後、他の豆の味を聞いてみると、試飲させてくれた。初めて入った客で、200グラムしか買ってないのに、親切にしてくれた。
こんな店が近くにあったとは。そして、12年間前を素通りしていたとは。灯台下暗しとはこのことだ。
見ると、うちの学校の先生がモーニングを食べていた。
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