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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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うちは2期制なので、始業ではなく、授業再開。
うちの小6の末娘は、昨日から溌剌と登校したが、
高校生となるとそうはいかない。
生徒はドンヨリ重い。
月曜日がそうであるように。
確かに3年生は冬休みは受験勉強で明け暮れて疲れているのかと思いきや、そうでもないのも残念。
教師の方は、すわ、授業再開と意気込むのであるが、
このギャップは大きい。
センター試験まであと9日。
やや?不安である。
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明日から授業だというのに、永平寺へバスツアー。
だって、行ってみたかったんだもん。
修行に行っても門前で追い返されるという厳しい曹洞宗の本山。
朝7時30分に京都駅を出発して、3時間余りで到着。
雪の永平寺を想像していたのですが、雪は道の脇に少し残っているだけ。
空は快晴。イメージとは違った。
寺も、近代化されていて、吉祥閣という近代的な建物に受付があって、館内の廊下を伝って法堂まで順路になっている。
その間、外に出ることはなく、回廊には雨や雪が入らないように透明のトタンでガードがしてある。
一番古い建物で江戸時代の中期に再建された。
厳しい修行の場を想像していただけに、期待外れだった。
道元さんはどう思っているのか。
でも、こんな山の中に、これだけの寺を寄進されたのだから、道元という人は稀代の僧、思想家だったのだろう。

バスツアーのもう一つの利点は、ゆっくり物を考えられること。
移動中は車窓の景色を見ながら、明日からの授業を構想していました。
ミクロの視点ではなく、マクロの視点で考えることができるので、いいアイディアがゴロゴロ出てきました。

明日からのいいエネルギー源になりました。 
10日ぶりに学校へ行った。
今日から仕事始めである。
といっても、職員室には人はまばら、数人だけ。
まだ正月休みなのです。
補習や自習に来ている生徒は30人弱、頑張って欲しい。
3日後に始まる授業の準備に励む。
新しい教材に入るのだが何をするか、現代文の場合はここから考える。
3年は数時間しか授業がない。
教科書の教材で残っている教材は面白くない。
そこで、過去の開発教材の登場。
生徒と時代のニーズを考える。
卒業していく生徒に送るメッセージ、高校を巣立つに当たって考えて欲しい内容の教材を探す。
一度やったからと言って、単なる焼き直しでは失敗する。
リニューアルする必要がある。
目算はしていたが、実際に教材に当たってみて、教える生徒を思い浮かべると、色々考えてしまう。
そんなこんなで教材を探し、試しに手直ししている間に1日が過ぎた。
他の科目の準備もしなくてはならない。
本来なら楽しい時間のはずが、時間がないと苦痛になる。
でも、頑張ろう。
授業が命。
吉本隆明がテレビで語っていた。
吉本隆明というと、今の人にとっては、吉本ばななのお父さん。
84歳というのに、この頭の冴えは何なのか。
時には、?ということも言うが、吉本隆明は健在である。
30年以上前、京大で高橋和己の追悼講演会に吉本が来るというので聞きに行った。
井上光晴とかも講演していたと思う。
突然、客席から舞台に走り上がって、
「ご存じと思うので、話し始めます」
と言って語りだしたのが吉本であった。
話の内容は覚えていないが、鮮烈なイメージがあった。
ある頃からエネルギッシュであった。
『言語にとって美とは何か』という
とても難しい分厚い本を読んだものだ。
あの頃は思想の時代だった。
テレビを見ながら、30年以上前にタイムスリップした。
しかし、吉本が語っているのは、今の状況である。
懐古している場合ではない。
毎年恒例の4人だけの同窓会。
今年は東京の友だちが来れなかったので3人になった。
しかも、塾に勤めている友だちは、新春の勉強会のため送れてやってきた。(たいへんである)
大学で教授をしている友だちと3人で、
昔の思い出話は全くせず、
それぞれの仕事の内情や、
それぞれの仕事から見た、日本の政治や経済、
世界の政治や経済、
詰まる所が、おっさんの会話で5時間、話し続けた。
新鮮な気分であった。
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