忍者ブログ
教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
[12]  [13]  [14]  [15]  [16]  [17]  [18]  [19]  [20]  [21]  [22
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

梶井『檸檬』で、20歳の彼は「得たいの知れない不吉な塊」に悩まされていた。65歳のぼくも、「えたいの知れない不吉な塊」がある。コロナなのか、退職なのか、漠然とした不安に包まれている。それなら、僕にとっての「檸檬」とは何か。こんなもののいっかで消えるなんて、大それたものでない。例えば、通勤で旧東海道から国道に出る信号がドンピシャで青になったりすると気分が高揚したりする。例えば、生徒から「ありがとう」と言われると幸せになる。そんなもんだ。
PR
現代文、卒業予定者にとっては最後の授業。学校として統一の試験はないが、個別で試験をした。共通テストでないので自由裁量で、記述問題ばかり5題の試験をした。試験と言っても成績には入れない。生徒には内緒だが。概念論を扱った評論と小説の「檸檬」が範囲である。評論は、2つの概念論についてそれぞれ説明する、「檸檬」は不吉な塊と2つのアイディアについて、そして「檸檬」の感想。教科書、ノート、タブレット、何でも持ち込み可。45分間生徒は熱心に取り組んだ。点数は基準を甘くしたにもかかわらず、期待していたほどではなかった。あの熱中度に期待しすぎたか、それでも生徒の熟考の賜物である。
2日目だった。
前回は「なぜ」傾聴するのか。今回は「どのように」傾聴するのか。
ポイントは、反復とちょっと待つ。
聴き手が「わかった」ではなく、話し手が「わかってもらえた」と実感することが肝要である。
カウンセリングとの違いは、いつでも、どこでも、だれでも。枠がない、構造化されていないことだ。
今日は会話記録の検討と実践的なないようだった。僕が提出した記録も資料として使ってもらった。
日常会話の中で、反復で対応するのはかなり不自然な感じがしたが、基礎の基礎として大切な訓練だと思って頑張ろう。
コロナに、寒さに、おまけに雨。外出する気も起らなかった。
1日、教材作成。やっぱりこれが好きなんだなあ。ワークブック作っていた時も充実していた。
少し人恋しいが。
超多忙な1日だった。授業4つに成績会議、成績入力、2月からの教材準備、多くはコンピュータでの仕事、ついていくのがやっと。でも自分の仕事は自分でするしかない。すでに頭は飽和状態、でも弱音は吐けず、老骨に鞭打つ。まあ、こんな時間も味わえなくなるのかと思えば最後の力も沸く。
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
カウンター
リンク
プロフィール
HN:
のぶさん
性別:
男性
自己紹介:
高校の国語の教師
上級教育カウンセラー
産業カウンセラー
キャリア・コンサルタント
ブログ内検索
material by:=ポカポカ色=
忍者ブログ [PR]