教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
2月研修では、開発的教育相談についての発表が2本ありました。
一本は、内地留学で研究された成果の発表でした。
あまり研究されていない分野なので興味深かったです。
小学校や中学校では盛んにされているが、
高等学校では、教育相談担当でさえ、あまり考えたことがない実態が報告されました。
その中で、活動を広げていくことで、養護教諭やクラブの顧問の先生との連携が深まったりしたという事例も報告された。
参加者からは、小学校においては構成的グループエンカウンターは下火になっているというか、
取り立ててする時期から、授業の一部に取り入れられる段階になっているという報告があった。
また、小中高と同じことを繰り返しているのではなく、それぞれの発達段階を考えて実践することの必要性について意見が出た。
もう一本は私の発表で
「グループワークを取り入れた『舞姫』の授業」です。
訓詁注釈に陥りがちな「舞姫」の授業に、
グループワークなどの開発的教育相談の手法を取り入れた報告です。
参加者からは、面白いという評判が多く出されました。
その中で、じっくりと文学に触れ合う大切さや、
エゴグラムなどのつかい方として邪道ではないかという指摘もありました。
また、発達障害を持つ生徒にとっては、
小説のあいまいさが、ある程度視覚化されたりするので、
理解しやすくなるのではないかという評価もいただきました。
いつも思うことながら、
発表するとその何倍もの得るものが返ってきます。
一本は、内地留学で研究された成果の発表でした。
あまり研究されていない分野なので興味深かったです。
小学校や中学校では盛んにされているが、
高等学校では、教育相談担当でさえ、あまり考えたことがない実態が報告されました。
その中で、活動を広げていくことで、養護教諭やクラブの顧問の先生との連携が深まったりしたという事例も報告された。
参加者からは、小学校においては構成的グループエンカウンターは下火になっているというか、
取り立ててする時期から、授業の一部に取り入れられる段階になっているという報告があった。
また、小中高と同じことを繰り返しているのではなく、それぞれの発達段階を考えて実践することの必要性について意見が出た。
もう一本は私の発表で
「グループワークを取り入れた『舞姫』の授業」です。
訓詁注釈に陥りがちな「舞姫」の授業に、
グループワークなどの開発的教育相談の手法を取り入れた報告です。
参加者からは、面白いという評判が多く出されました。
その中で、じっくりと文学に触れ合う大切さや、
エゴグラムなどのつかい方として邪道ではないかという指摘もありました。
また、発達障害を持つ生徒にとっては、
小説のあいまいさが、ある程度視覚化されたりするので、
理解しやすくなるのではないかという評価もいただきました。
いつも思うことながら、
発表するとその何倍もの得るものが返ってきます。
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キャリア・コンサルタントとしての初仕事です。
京都市から所属しているNPOキャリア・コンサルタント・ネットワーク・京都に委託された仕事をしました。
大学生17人を対象に、面接試験の受け方について、実習や講義をするセミナーです。
学生はいろいろな大学から来ていました。
最初は、いきなり5~7人の模擬集団面接です。
そこで、自分の至らなさに気づいて、後の講義や実習にのめり込んでいくというストーリーです。
わざわざ学外のセミナーに参加しようというのですから、意識の高い学生ばかりでした。
それでも、いざ面接をすると、頭が真っ白になったり、考えてきた答えが通用しなかったり、
かなり混乱していました。
でも、これから始まる就職先生に向かって、いい刺激になったと思います。
卒業していく生徒たちの3年後の姿かと思うと、ほんとうに成長してくれるのか
信じられない感じでもあり、面白かったです。
京都市から所属しているNPOキャリア・コンサルタント・ネットワーク・京都に委託された仕事をしました。
大学生17人を対象に、面接試験の受け方について、実習や講義をするセミナーです。
学生はいろいろな大学から来ていました。
最初は、いきなり5~7人の模擬集団面接です。
そこで、自分の至らなさに気づいて、後の講義や実習にのめり込んでいくというストーリーです。
わざわざ学外のセミナーに参加しようというのですから、意識の高い学生ばかりでした。
それでも、いざ面接をすると、頭が真っ白になったり、考えてきた答えが通用しなかったり、
かなり混乱していました。
でも、これから始まる就職先生に向かって、いい刺激になったと思います。
卒業していく生徒たちの3年後の姿かと思うと、ほんとうに成長してくれるのか
信じられない感じでもあり、面白かったです。
小学校5年の次女の、家庭科の宿題で、
「一家団欒をしなさい」というのがあって、
次女がホストとして家族をおもてなししてくれた。
小さな我が家の見取り図も書いた招待状や、
スリッパを脱ぐ位置や席の指定など、
至れり尽くせりの準備をしていた。
誰に教えてもらったのでもなく、
自分でここまで考えるとは、
子どもって面白いなぁと思いました。
別に普段も団欒をしていないわけではないのですが、
家族で良い時間を過ごすことができました。
こんな宿題も良いものです。
逆に言えば、こんな宿題でもなければ、
一家が一堂に集うこともないかもしれません。
「一家団欒をしなさい」というのがあって、
次女がホストとして家族をおもてなししてくれた。
小さな我が家の見取り図も書いた招待状や、
スリッパを脱ぐ位置や席の指定など、
至れり尽くせりの準備をしていた。
誰に教えてもらったのでもなく、
自分でここまで考えるとは、
子どもって面白いなぁと思いました。
別に普段も団欒をしていないわけではないのですが、
家族で良い時間を過ごすことができました。
こんな宿題も良いものです。
逆に言えば、こんな宿題でもなければ、
一家が一堂に集うこともないかもしれません。
日本産業カウンセリング協会主催の研修会。
講師は、認知行動療法の第一人者、坂野雄二先生。
とあっては、いかなくてはなるまい。
外見はヤクザ風の強面でしたが、
語り口調は柔らかく、内容も面白かった。
流石です。
本を読んで知っていたことが多かったけれど、
読むと聞くでは理解度が違います。
1万円を出して聞く価値があった。
認知行動療法は日常の常識をまとめただけとおっしゃっていたけど、
日常的なものから一つの理論を立てるには、
しっかりした視点がないとできない。
それこそが、認知行動療法の神髄ではないか。
その視点を体得すれば、認知行動療法を自在に活用できそう。
講師は、認知行動療法の第一人者、坂野雄二先生。
とあっては、いかなくてはなるまい。
外見はヤクザ風の強面でしたが、
語り口調は柔らかく、内容も面白かった。
流石です。
本を読んで知っていたことが多かったけれど、
読むと聞くでは理解度が違います。
1万円を出して聞く価値があった。
認知行動療法は日常の常識をまとめただけとおっしゃっていたけど、
日常的なものから一つの理論を立てるには、
しっかりした視点がないとできない。
それこそが、認知行動療法の神髄ではないか。
その視点を体得すれば、認知行動療法を自在に活用できそう。
前任校の同窓会。
といっても、30期1万人を対象にしたものです。
参加者は100人足らずと淋しかった。
教師も知っている先生はいらっしゃらず、定年退職された先生が数人。
でも、僕が最後に卒業させたクラスから3人も来てくれたのでよかった。
4年ぶりならそう変わらない。
ロビーで会った瞬間に名前が出てきたのはよかった。
大学に行った子は卒業して就職。
高卒で就職した子は中堅社員として頑張っている。
夏に結婚する子もいる。
自分の年を振り返ると、うーんと思う。
いいもんだった。
といっても、30期1万人を対象にしたものです。
参加者は100人足らずと淋しかった。
教師も知っている先生はいらっしゃらず、定年退職された先生が数人。
でも、僕が最後に卒業させたクラスから3人も来てくれたのでよかった。
4年ぶりならそう変わらない。
ロビーで会った瞬間に名前が出てきたのはよかった。
大学に行った子は卒業して就職。
高卒で就職した子は中堅社員として頑張っている。
夏に結婚する子もいる。
自分の年を振り返ると、うーんと思う。
いいもんだった。