教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
梶井『檸檬』で、20歳の彼は「得たいの知れない不吉な塊」に悩まされていた。65歳のぼくも、「えたいの知れない不吉な塊」がある。コロナなのか、退職なのか、漠然とした不安に包まれている。それなら、僕にとっての「檸檬」とは何か。こんなもののいっかで消えるなんて、大それたものでない。例えば、通勤で旧東海道から国道に出る信号がドンピシャで青になったりすると気分が高揚したりする。例えば、生徒から「ありがとう」と言われると幸せになる。そんなもんだ。
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