教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
現代文、卒業予定者にとっては最後の授業。学校として統一の試験はないが、個別で試験をした。共通テストでないので自由裁量で、記述問題ばかり5題の試験をした。試験と言っても成績には入れない。生徒には内緒だが。概念論を扱った評論と小説の「檸檬」が範囲である。評論は、2つの概念論についてそれぞれ説明する、「檸檬」は不吉な塊と2つのアイディアについて、そして「檸檬」の感想。教科書、ノート、タブレット、何でも持ち込み可。45分間生徒は熱心に取り組んだ。点数は基準を甘くしたにもかかわらず、期待していたほどではなかった。あの熱中度に期待しすぎたか、それでも生徒の熟考の賜物である。
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