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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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母校京都教育大で国語の研修会に参加した。
テーマはやはり今流行りの「主体的・対話的で深い学び」。講師は筑紫女学園の稲田女史。
文科省は、「アクティブラーニング」の看板を「主体的・対話的で深い学び」に掛け替えた。アクティブラーニングという言葉が先行し、何でもかんでもペアとかグループで授業すればアクティブという風潮も出てきたので、言葉を変えた。「コミュニケーション」を「伝え合い」にしたように、外来語は定義が曖昧で日本語にしたかったということもあるらしい。
話を聞いていると、戦後最大の教育改革といううたい文句がトーンダウンして霞んでいた。いままでの授業の延長でいいらしい。講師によってとらえ方が違う。それだけ曖昧なものなのだろう。それにしても、「にわかアクティブ」が増えている。多くの人が「昔からやっていた」と言う。文科省が一言言えば猫も杓子も靡くというのはいかがなものか。
ここは、自分で考えるしかない。
「主体的」とは、一斉授業の対義語だろう。一方的に講義しているのでなく子どもに考えさせましょう。大学や高校には警鐘であるが、小学校ではとっくにやっている。
「対話的」が難しい。子ども同士で話をさせればいいのではなく、先生との対話とか、先哲との対話とか。それでいけば、当然、自分との対話、自問自答もある。一体、対話とはなんだ。問いを立ててそれに答えることを繰り返すことか。とすれば、いい問いを立てる力、自分で答えを考える力をつけることだ。
「深い」とは。かつては新しい知識を既存の知識と結合させるとも言われていた。考えるに、キーワードは自力と未知ではないか。自分の力で新しいものを獲得できるつけること、いままで自分の中になかったものを獲得すること。
これらを総合すれば、見えてくるかな?
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