教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
校内研修会でキャリア教育を扱うようになった。ようやくここまできた。
講師は、佛教大学の原清治教授、風邪をひいていらっしゃるとのことでしたが、美声で流暢な語り口でした。
内容も非常に興味深かった。
特に、中学校の成績の上中下と高等学校の成績の上中下で、9つのセルに分けて、その中での無業者の割合を出されたり、モチベーションの質の違いを説明されたりした所が面白かった。
無業者については、やはり高等学校の成績がその後の人生に大きな影響を与えている。とりえあず、明確な進路を持たせて卒業させることが大切であることを再認識した。
モチベーションについては、中高とも上位の者は申し分ないのだが、中学では上位だったが、高校では下位に落ちた者は、自信を喪失している。逆に、中学出は上位ではなかったが、高校で上位になったものは、勢いはあるが同僚性に欠け、スタンドプレーに走る傾向がある。整理されるとその通りだ。
その原因になっているものを、原先生は「セルフエスティーム」、自己効力感に置いていらっしゃる。
つまり、学校教育での課題は、セルフエスティームをいかに育てるかである。それについては、一斉ではなく、個別的な対応が必要である。効率を追い求めては効果が現れない。コツコツと地道に活動しなければならないと思った。
講師は、佛教大学の原清治教授、風邪をひいていらっしゃるとのことでしたが、美声で流暢な語り口でした。
内容も非常に興味深かった。
特に、中学校の成績の上中下と高等学校の成績の上中下で、9つのセルに分けて、その中での無業者の割合を出されたり、モチベーションの質の違いを説明されたりした所が面白かった。
無業者については、やはり高等学校の成績がその後の人生に大きな影響を与えている。とりえあず、明確な進路を持たせて卒業させることが大切であることを再認識した。
モチベーションについては、中高とも上位の者は申し分ないのだが、中学では上位だったが、高校では下位に落ちた者は、自信を喪失している。逆に、中学出は上位ではなかったが、高校で上位になったものは、勢いはあるが同僚性に欠け、スタンドプレーに走る傾向がある。整理されるとその通りだ。
その原因になっているものを、原先生は「セルフエスティーム」、自己効力感に置いていらっしゃる。
つまり、学校教育での課題は、セルフエスティームをいかに育てるかである。それについては、一斉ではなく、個別的な対応が必要である。効率を追い求めては効果が現れない。コツコツと地道に活動しなければならないと思った。
PR
本日の第3弾は、ちょっせいこさんの研修。来年度の教育相談の全国大会の分科会の講師を依頼したので、どんな方が体験に来た。夜6時半から8時半までの研修はきつかったが、期待通りの素晴らしい研修だった。教室でファシリテーションをするのに、注意すべき点はキッチリ抑えてあって、実習も実際的なものばかり。現実に合うように細かく配慮されている。ファシリテーターとしてだけでなく、中学3年生の母親としても話をしてくれるので、臨場感が強い。僕の目に狂いとなった。
3つのイベントを終えて、家に帰ったのが10時半。家を出てから15時間たっていた。自分で企画した日帰りツアーである。
3つのイベントを終えて、家に帰ったのが10時半。家を出てから15時間たっていた。自分で企画した日帰りツアーである。
奈良を後にして、大和路快速に乗って大阪へ。これも、以前から生きたかった釜ヶ崎と新世界へ向かった。古都奈良とは一変したスラム街である。申し訳ないが、緊張した。裏通りには入れなかった。大きな通りを選んで歩いた。簡易宿泊所が並ぶ。1泊1000円以下、月でも2万程度のものもある。食べるものも安い。清涼飲料水の自動販売機も、100円でもなく50円。弁当も安いし、お菓子も安い。昼間から酒を飲んでいる人も多い。昔からの飯場だが、不景気な今はもっと厳しいのだろう。若者は少なく、中年から初老の人がほとんど。こんな所をのんきに歩いていいのだろうか。そんなことを思うと足どりが早くなった。
大きな通りを北に越えると新世界。ガードレールを潜ると、じゃんじゃん横町。ガラス張りの碁会所が外から対局が見える。1日遊んで1000円、好きな人にはたまらないだろう。串カツ屋が異常に多い。その中でも、「だるま屋」には本店支店とも行列ができている。活気があるといえば活気があるし、ゴミゴミしているといえば言える。昔は、ここに大衆演劇を見に来た。今も4館ぐらい営業している。新世界のシンボルは通天閣。夕方になってライトアップすると一段と存在感を増す。
さらに、北に大きな通りを越えると、そこは日本橋。以前は電電タウンで、電化製品、特にパソコンの店が並んでいた。しかし、今は、秋葉原同様おたくの街。フィギュアとか、同人誌とか、DVDとか、そんな店が並ぶ。すっかり様変わり、客層も変わっていた。
新世界に戻って、他人丼を食べた。
大きな通りを北に越えると新世界。ガードレールを潜ると、じゃんじゃん横町。ガラス張りの碁会所が外から対局が見える。1日遊んで1000円、好きな人にはたまらないだろう。串カツ屋が異常に多い。その中でも、「だるま屋」には本店支店とも行列ができている。活気があるといえば活気があるし、ゴミゴミしているといえば言える。昔は、ここに大衆演劇を見に来た。今も4館ぐらい営業している。新世界のシンボルは通天閣。夕方になってライトアップすると一段と存在感を増す。
さらに、北に大きな通りを越えると、そこは日本橋。以前は電電タウンで、電化製品、特にパソコンの店が並んでいた。しかし、今は、秋葉原同様おたくの街。フィギュアとか、同人誌とか、DVDとか、そんな店が並ぶ。すっかり様変わり、客層も変わっていた。
新世界に戻って、他人丼を食べた。
春、阿修羅像を見に興福寺に行ったのだが、あいにく東京に出張していた。秋に帰ってくるというので心待ちにしていた。そして今日、「お堂で見る阿修羅」という凱旋帰寺記念イベントが始まった。初日、多くの人手を覚悟して、朝早くから興福寺に出かけた。予想通り行列ができていた。でも、30分程待ってチケットを買って堂内に入ることができた。この前の日帰りツアーで1時間を2本並んだので、忍耐力はできていた。いよいよ、阿修羅に出会える。列はなかなか進まない。そりゃそうだ。これだけ並んで入ったのだから、少しでも長くみたいと思うのが人情だ。お堂の仏台(?)には阿修羅だけでなく、釈迦三尊像とか、四天王像とか、十大弟子とか、八部衆像とか、全部で21の仏像が並んでいる。まさにオンステージである。その中で、阿修羅像は真ん中に、釈迦座像の前に立っている。思ったより小さい。そりゃ、少年だから。でも、その存在感は他の仏像を圧倒する。キリッとしてその顔は、周囲の雰囲気を張りつめたものにする。見とれてしまった。
その後、セットになっている北円堂で弥勒如来座像などを見るために、また1時間並んだ。その間、ずっと小説を読んでいたので、苦にはならなかった。極楽を見てお堂を出た途端に雨が降り出した。ついている。
興福寺を後にして、奈良町を散策して、お昼は駅前のインド料理店でナンを食べた。
その後、セットになっている北円堂で弥勒如来座像などを見るために、また1時間並んだ。その間、ずっと小説を読んでいたので、苦にはならなかった。極楽を見てお堂を出た途端に雨が降り出した。ついている。
興福寺を後にして、奈良町を散策して、お昼は駅前のインド料理店でナンを食べた。
中間試験2日目。昨日、猛烈な勢いで4冊の採点をしたので,今日はoff。その空いた午後の貴重な時間をカラオケに使った。前回行ったとき、ちょっと採点をしてみた。すると、80点台を連発。瞬間的には97点まで記録した。小学校以来、音痴で悩んできた私にとっては信じられない出来事だった。
それに気をよくして、今日は違う機械でやってみた。現実は厳しかった。なかなか75点の壁を越えない。いや、70点を越えることは稀である。詳細採点というシステムで、歌詞の上に音階を示すラインが画面に映り、歌う毎に私の音程が記される。一音一音、外れているのが見て取れる。
悪夢が蘇る。学校で音符を見ながら歌うのだが、ことごとく外れていった。見てそのとおり歌おうとすればするほど、悲しいぐらい外れていく。音楽の時間は苦痛だった。
前回から今回にかけて、カラオケに行くのが楽しみだったが、ちょっと頭打ちか。いい点が取れない生徒の気持ちがよくわかった。でも、練習して、上手くなろうとする向上心を持ちたいものだ。
それに気をよくして、今日は違う機械でやってみた。現実は厳しかった。なかなか75点の壁を越えない。いや、70点を越えることは稀である。詳細採点というシステムで、歌詞の上に音階を示すラインが画面に映り、歌う毎に私の音程が記される。一音一音、外れているのが見て取れる。
悪夢が蘇る。学校で音符を見ながら歌うのだが、ことごとく外れていった。見てそのとおり歌おうとすればするほど、悲しいぐらい外れていく。音楽の時間は苦痛だった。
前回から今回にかけて、カラオケに行くのが楽しみだったが、ちょっと頭打ちか。いい点が取れない生徒の気持ちがよくわかった。でも、練習して、上手くなろうとする向上心を持ちたいものだ。