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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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年に3回の町内清掃の日。
いくつかある公園を手分けして草引きをする。
朝9時から町内の人が集まってきて、世間話をしながら草を引く。
地域のコミュニケーションがなくなっているといわれている昨今、
なかなかいい行事だ。
年輩の人が多いが、若い夫婦もチラホラ混じる。
それに、小学生も一緒に。
老若男女寄り集まってわいわいガヤガヤ1時間ほどの共同作業。
終わった後、ご苦労さんの意味を込めてジュースを1本ずつ配る。
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日星高等学校の副校長の水嶋先生にお会いして、
未来について語り合わせていただきました。

僕自身にとってすごく、気づきがありました。
水嶋先生も、よかったとおっしゃってくださいました。

本当に、話をする、語り合うことは、いろいろな物を引き出せます。
自分に持ちながらも、気づいていないものがいっぱいあります。
それを、気づいていけます。

ただし、少し講釈を垂れると、
互いにメリットがあること。
そして、互いに聞き出す姿勢があることです。
そのためには、相手に関心を持つことです。
関心というのも、自分の中にあるものと共鳴するから起こるものです。
相手の話を聞きながら、自分の中を探っていくことです。
表面的にはスキルですが、
根っこにあるのは気持ちであり、その現れの糸口である態度、姿勢です。
本気でその気になれれば、姿勢は自ずから出てきます。

そして、本気になるには、
自分がよかったと思える体験をすることです。
もし、私たちにできることがあるならば、
そういう体験をしてもらう場をつくることです。
無形の産物ですが、とてつもない有形を作る可能性を秘めています。

試験最終日。3年現代文の試験。
3クラスの答案が返って来た。
明日は剣道の試合と夜人に会う約束がある。
今日は、国語科を歓送迎会。

宵越しの答案は持ち越さないが信念の私としては、かなりきつい状況。
しかし、窮鼠猫をかむというのは全く頓珍漢だが、
まだ、こんな体力があろうとは。
12時30分から始めて、17時には点数も付けて、コンピュータに入力も完了して、模範解答の印刷まで終了。

問題は記号問題は6問だけで、後は記述。
といっても、抜き出し問題もあるが、説明問題も6問ある。
配点も1点から4点まである。

まず、問題を作る時に考える。
記述問題の抜き出しは、初めの何文字かで、それも答えを見てきりのいい所で切れる文字数にする。
説明問題も字数指定をして、答えのポイントと配点もあらかじめ決めておく。
問題を作ってから配点する人もいるが、僕は配点を考えながら問題を作る。
問題用紙には配点を明記しておく。

次に、採点時の工夫。
当然、同じ問題を通して採点する。
配点の大きな、同じ配点の問題から採点する。
配点毎にボールペンの色を変える。
今回は4色。
そうすると、点数を合計する時にとても早くなる。

最後は、集中力。
マシンのように採点するのだが、
それでは味気ないので、生徒の名前みて、その子を思い浮かべながらする。

昔はもっと集中力があったのにと懐かしむ今日この頃だったが、
今日だけは往年の集中力で採点できた。
まだまだ若い?
日曜日はぐったりしているかも。 
研究会の帰りに、映画を見た。
本日最終日の最終上映だった。

アスペルガー症候群の二人が結婚までこぎつけるストーリー。
さすが、このテーマを真正面から描いた映画は日本にはない。
たえず計算していなければ落ち着かない、物が捨てられず、部屋が散らかっていなければ落ち着かない男。
ペットを偏愛し、愛に飢えているが、長続きしないことに過度の恐怖を抱いている女。

互いに、障害というより強い個性を持っている。
本人は自覚し、他人の個性も受け入れようとするが、なかなか壁が破れない。

セリフの中に何度も「自閉」とか「アスペルガー」という単語が出てくる。
そういう映画なのだが、
僕の知識が浅いせいか、もう一つ分からなかった。

タイトルだが、
二人の初めてのデートがハロウィンで、
女がモーツァルト、男がクジラに仮装したことから取られた。
でも、モーツァルトやクジラが何かを比喩したり象徴したりしているのかも、僕には分からなかった。 

http://www.mozart-kujira.jp/
今日は私のホームグラウンドの府立学校教育相談研究会の研修会。

高校にも今年から特別支援のコーディネーターが導入された。
しかし、何をどうしたらいいか、暗中模索の状態。
そこで、養護学校の校医で、特別支援チームに協力していただいている精神科医に来ていただき、話を聞いた。

若いけれどとてもソフトな先生で、軽度発達障害とはなんぞや、と言う話から、精神科医から見た実態、学校の先生方の取り組みを話していただいた。
症状名も一つのラベルにすぎず、それで全てを解釈してはいけない。
一人一人個性が違うので、ファジーにとらえなければならない。

各校の現状を聞くと、多くの学校に特別支援の必要な生徒はいる。
しかし、従来の教育相談の組織を兼用している学校が多く、しかも主観も、保健部長が兼任する学校が多かった。

活発な意見交流を期待していたのだが、何が分からないのかも分からない状態なのか、
あまり発言はなかった。

この事業もまだ緒に付いたばかり、まさしく暗中模索の混迷状態です。
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