忍者ブログ
教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリングとグループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
[809]  [808]  [807]  [806]  [814]  [805]  [804]  [803]  [802]  [801]  [800
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

4時間計画の最後の授業。
 今回は、質問づくりではなく、討議をした。
 テーマは、やはり気になる、 像の高さについて。考えられることは3つある。R博士やN博士が測り間違えたというオチはないものとする。

 ア. 二・一四mだったが、二・一七mに成長した。
  ・R博士が測定したときは確かに、二・一四mだった。伸びるはずのない大理石像の身長が伸びたのは不 
  思議で説明できないが、それは「神」のなせる技。R博士を裏切って秘密を反故にして身長を伸ばした。
 イ.初めから二・一七mであった。
  ・R博士が死ぬ間際に精神の錯乱を起こして、ありもしない秘密の話を捏造した。
  ・R博士が測定したときも二・一七mであったが、誤測させた。その段階でアフロディテ像が裏切ったことに
   なる。
 ウ. 二・一四メートルであった。
  ・N博士がアフロディテ像の魅力にとりつかれて、R博士から奪うために嘘をついた。この場合、裏切ったの
   はN博士になる。アフロディテ像の共謀も考えられる。
 エ.その他
  ・生徒からは、R博士の部屋にある像は偽物という説があったが、これもオチ程度の発想になる。発掘者で   権威のR博士が、臨終の床にあるとしても、見抜けないはずはない。

 いつもの4人チームになって、チームの合意で答えを選択し、その理由を書く。また、そうなった場合の主題も考え、A4の用紙に書く。それらを黒板にマグネットで貼る。発表させ、みんなで検討する。

授業を終えて
3年生の最後の授業でした。生徒の反応は上々、よく活動しました。一斉授業なら寝てしまう生徒や板書を写すだけの生徒が多い中で、よく集中してくれたと思います。生徒の感想もそのようなことか書いてありました。
ただ、内容の読解が深まったかどうかはやや?だ。最後の時間に注目してほしかったのは、質問の焦点2「アフロディテ像」の「それがあたかも病床の博士を、冷ややかに見下ろしているように見えるのである」だったのだが、それに触れたチームは2クラスともなかった。
「質問づくり」の授業は、確かに1つの手法としては面白い。ただ、質問をつくったあと、その質問をどうするかが問題である。ルーティンの授業では、その質問について考察を加えていくのは進度の観点から難しい。時間がかかりすぎる。それでなくても、質問の焦点を厳選に厳選を重ねている中で、これ以上時間をかけるわけにはいかない。『たった一つを変えるだけ』に紹介されていた事例とは異なる次元の展開を考えなければならない。
PR
この記事にコメントする
name
subject
color
mail
url
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
01 2020/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
カウンター
リンク
プロフィール
HN:
のぶさん
性別:
男性
自己紹介:
高校の国語の教師
上級教育カウンセラー
産業カウンセラー
キャリア・コンサルタント
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]
○sozai:グリグリの世界○ ○Template:hanamaru.