教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
1年生の全クラスで、ウィンターサバイバルなるコンセンサスゲームをした。NASA問題のようなゲームで、雪山に不時着したヘリの中から持ち出すものの順位を決めるというゲームである。まず個人で順位付けをして、チームで話し合って合意形成をする。正解があるので自分に答えやチームの答えの正解との誤差を計算する。チームの誤差のほうが小さければ話し合った意味がある。自分の誤差のほうが小さければ自分の意見を主張できなかったことになる。ほとんどの生徒が熱心に取り組んで、活発な議論をしていた。普段の授業では見せない顔である。こんな力も持っている。それを教師が眠らせているのだ。もったいない。
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