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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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1週間が終わった。1月はまだ2日あるが1月の授業は今日で終わりだ。あと授業は1か月、いいよカウントダウンか。淡々ではないが穏やかな日が続く。このまま気が付いたら4月になっていたは御免こうむりたい。
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グループワーク禁止令が出ている最中ではありますが、来週のグループワークを使った授業の研修を実施した。マスク相と対人距離に極力配慮したプログラムを提案した。検討の結果やってみようということになった。本番は細心の注意を払って授業したい。
松田氏というカウンセラーが主催しているZOOMの研修会に参加した。
松田氏は30年間教師をした後、電話間リンクを開業した。
7年で2500件、収入も教師時代を超えたらしい。
確固たる自信に裏打ちされている。
カウンセラーになる見えない資質について講義した。
聞いていて自分の甘さを痛感した。
自分には覚悟も、目的もないし、人に好かれたいと思う気持ちも強いし、無理、できないというブロックも強い。
向いていない資質をすべて持っている。
43年間の教師生活の強みも分析できてない。
自分の自己肯定感も、昔は強かったのに近年は低い。
聞けば聞くほど一番向いていない性格であることがわかる。
もっともこれは一家をなした松田さんの考えではある。
と逃げに走るのでなく、真正面から受け止める必要があろう。
梶井『檸檬』で、20歳の彼は「得たいの知れない不吉な塊」に悩まされていた。65歳のぼくも、「えたいの知れない不吉な塊」がある。コロナなのか、退職なのか、漠然とした不安に包まれている。それなら、僕にとっての「檸檬」とは何か。こんなもののいっかで消えるなんて、大それたものでない。例えば、通勤で旧東海道から国道に出る信号がドンピシャで青になったりすると気分が高揚したりする。例えば、生徒から「ありがとう」と言われると幸せになる。そんなもんだ。
現代文、卒業予定者にとっては最後の授業。学校として統一の試験はないが、個別で試験をした。共通テストでないので自由裁量で、記述問題ばかり5題の試験をした。試験と言っても成績には入れない。生徒には内緒だが。概念論を扱った評論と小説の「檸檬」が範囲である。評論は、2つの概念論についてそれぞれ説明する、「檸檬」は不吉な塊と2つのアイディアについて、そして「檸檬」の感想。教科書、ノート、タブレット、何でも持ち込み可。45分間生徒は熱心に取り組んだ。点数は基準を甘くしたにもかかわらず、期待していたほどではなかった。あの熱中度に期待しすぎたか、それでも生徒の熟考の賜物である。
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