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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリングとグループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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ついに、本文は最後の授業。

何とか豊太郎と別れさせようとして、相沢が伝えた真実。
その大きさは相沢の想像を絶するものであった。
発狂するが、発狂しても赤ん坊のことと豊太郎の看病を忘れないエリス。
哀れを感じるが、エリスの中では幸せな時のまま止まっているのだろう。
そんなエリスを抱きしめて涙する豊太郎。なんて奴だ。ツキまくっている。
もしエリスが正気だったら、指一本触れることができなかったはず。

そんなエリスを残して帰国する豊太郎の心の中に、
罪悪感だけではなく、安堵感もなかったとは言わせない。
しかも、相沢を恨む心を今も持ち続けている。
えーとこどりの、無責任野郎だ。

最後に生徒に聞いてみた。究極の選択。
発狂するが流産しないのと、
流産するが発狂しないのとでは、どちらの結末が、
エリスにとっては、豊太郎にとってはましか。

この設定は、映画の影響がある。
生徒の反応は、エリス・豊太郎ともに半々であった。
エリスにとっては、発狂すれば人生は棒にするが幸せな思い出の中で過ごせる、
流産すれば豊太郎への恨みは残るが人生をやり直せる。
豊太郎にとっては、発狂すれば抵抗なく帰国できるが帰国してから心残り、
流産すれば帰国でトラブルが帰国してからは後腐れがない。
鴎外にとっては流産は想定外だが、発狂の結末の真意は?

ということで、授業はまだ続く。

授業の詳細は、http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nobu-nisi/kokugo/maihime03.htm
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