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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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問題演習の問題文から。
日本人の人間観は人間を信じること、しかし、現実は背信行為の山積み。
このジレンマは最近始まったことでなく、昔からあった。
しかし、祖先は、「無常観」という、人間ってそんなもんだよという許容と、
社会を裏切るなという抑制によって乗り越えてきた。

確かにそうだ。昔の日本人には、そういういい加減さがあった。
せちがなくなるにしたがって、ますます余裕がなくなるという、悪循環に陥っている。
安倍総理のしようとしていることはそれに拍車をかける。
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学級開きのホームルーム。定番の自己紹介をした。
定番ではあるが、自己紹介を軽く見てはいけない。クラスなら友だちができるかどうか、会社なら上司の覚えめでたく出世できるかどうかの明暗を分けることもある。
少し仕掛けを施した。まず、事前に自己紹介らくらくシートを配布しておく。シートは、真ん中に「好きなもの」と書いてあり、そこからウェビングを使って、自分の好きなものを連想によって蜘蛛の巣状に広げていく。そして、その中から自己紹介に使えそうなネタを18個選んで、箇条書きにしたメモを作る。そうして自己紹介に臨む。
聞いている人も自己紹介のアピール度を6段階で評価し、さらに15個の肯定的なイメージを表す言葉から、その人にピッタリの言葉を4つ選ぶという作業を課す。
また、制限時間を1分間とし、長くてもそこで打ち切り、短くても1分間は壇上から下りられないようにした。負荷をかけることによって、流すのでなく、何か心に留まるものがあるはずだ。
そんなやりかたで、全員自己紹介をし、最後に僕も1分間で自己紹介をしました。
良い雰囲気でスタートすることができました。

始業日のホームルームで、担任として所信表明を演説をぶつ。
僕が言ったのは、「進路実現」の向こうにある「良き社会人」になって欲しいこと。そして、死ぬ時に良い人生だったとふり返れるように生きて欲しい。そのためには、「学力」は勿論、「人間力」や「社会力」も必要だ。「学力」を付けるために授業を受けたり受験勉強をしたりする。「人間力」や「社会力」も勉強が必要だ。そこには共通して「努力」の2文字がある。その成果が進路実現の段階で発揮されることもある。社会人になって実を結ぶこともある。死ぬ時になって満足できることもある。いずれにせよ、「努力は必ず報われる」ことを信じて1年間頑張ってほしい。
担任ができることは、先頭に立ってリーダーシップを発揮することではなく、頑張ろうとしている生徒のサポートをしてやることです。

金曜日から始まった高校2年生対象の春季進路補習が終了した。
今回は私立大学過去問題シリーズ。京都の中堅以上の、京都産業大学・龍谷大学・立命館大学・同志社大学の国語と英語の過去問題を解答解説する。
志望校が、あるいは難関校がどんな問題を出題しているかを知ることによって、これからの受験勉強の指標にしようという目的。それと、ダブルヘッダーで古文文法集中講座で、助動詞・助詞・敬語などのポイントを解説しました。
生徒諸君はその気になってくれたでしょうか。実りの秋・冬が楽しみです。
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