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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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2年現代文「こころ」一つのヤマ場。
「精神的に向上心のない者はばかだ」と私がKに言い放つ場面。
教科書だけでなく、房州旅行でKが言った場面も補助教材で投げ込んで読ませて、チームで考えさせる。
というストーリーを描いていた。
ところが、その前場面の、Kの迷いで時間がかかり、残り時間が20分足らず。教科書の音読だけでも4分、補助プリントを読ませれば10分はかかる。チームで考える時間はあまりない。
何を焦ったのか、補助プリントを配ってしまい、考えるテーマを板書して、読み終わったチームから考えるように指示してしまった。
案の定、速いチームが読み終えた所でチャイムが鳴ってしまった。
それでも、生徒は健気に読み続けてくれる。
生徒に謝って、授業を終えた。
次回、生徒のためにも建て直さなければ。 
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3年現代文で、前回作成したノートのコンクールをした。
机の上にノートを出して、立ち歩いて他の人のノートを見て回る。
そして、一人2票の札をノートの上に置いて行く、というシステムだ。
そして、選ばれたノートには特典がある。
何と、板書できるのだ。
他の生徒は、自分のノートと比較して、よければそれを写す。
こうして、優れたノートの技を開陳させ、広めていく。
そして、教師は、板書の過程で、優れているポイントを解説していく。
教師の手抜きのように見えるが、生徒同士で刺戟し合える、
なかなか面白い授業でした。
「国語表現」の授業で、ブーンストーミング法を紹介してやってみた。
ブレーンストーミング法のルールは4つ。
①自由奔放、②批判厳禁、④質より量、④後出しOK。
生徒の感想を見ると面白い。
自由にと言われたら、ドンドンアイデアが出てきた。
批判厳禁と言われたら、発想が広がった。
裏を返せば、普段、いかに自由に発言できないか。
批判を恐れて、人の目を気にしているかがうかがえる。
「国語表現」の授業。
前回はカードミスで生徒諸君に迷惑をかけた。
今回は慎重に。
直前まで考えて、プログラムを入れ替えた。
まずはチェックシートで生徒の対人関係をテストした上で、
講義を入れていく。
そして、内省して、じっくりと自分の人間関係を考えてマップを書く。
功を奏したようであった。
チャイムがなっても、マップを書き続けている生徒もいた。
改めて整理してみることで、自分が多くの人から支えられていることに気づいた生徒も多かった。
お返しに、自分も人を支えようと思う生徒も多かった。
いい授業だったと思う。
今日も3年の現代文「危険な共生」の授業のこと。
非常に論理的というか、現代文で扱うには無味乾燥な教材。
普通の授業をしても、砂をかむような味気ない授業になりがち。
そこで、昨年同様の自力ノート法。
教師は、ポイントになることを次々質問し、
生徒は、答えながら教科書の答えの部分に線を引く。
それをもとにして、自分でノートを作る。
教師は一切板書しない。
15分程与えて、生徒はノートづくり。
教師はグルグル机間巡視をしながら、簡単なコメントを加えていく。
おもしいアイデアはみんなに紹介するように、やや大きな声でコメントする。
机間巡視をしながら気づいたことは、
同じ箇所をノートしているはずなのに、ノートは十人十色。
その生徒の個性がよく出て面白い。
美術系の生徒はビジュアルに、
論理系の生徒はカッチリと。
面白かった。
次の時間は、品評会をしよう。
ノートを机において、生徒が、僕が机間巡視をしたように、
教室をグルグル回ってノートを見て回る。
投げ札で投票させても面白い。

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