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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリングとグループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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遅ればせながら、今日NHKで放映されていた千葉大学の小林教授の日本版白熱授業を見た。サンデル教授を真似て小林教授が対話式講義をしていた。結論から言えば、好きなことを薄っぺらな根拠でベラベラ話している価値に自分が一丁前の論客になったような気になる。何の知識もつかないのではないか。そう、間違った総合的な学習の授業の大学版である。
今回は武田泰淳の「ひかりごけ」を取り上げて、極限状況で人肉を食べることの是非、アメリカの原爆投下の是非について、対話をしていたのだが、極限状況に陥ったことのない者が対話してはいけないというわけではないが、その状況を十分想像できないままに意見を述べることに何の意味があるのか。原爆投下はもっともっと複雑な条件があったにもかかわらず、そうしたことを全く勉強していない者が好き勝手な思いつきを述べている。戦争犠牲者を冒涜しているのかとも思えた。
対話は確かに思考を深める。しかし、下地になる知識がなければ、上っ面をさっとなぜるようなものだ。こんな授業をされては、正しい知識も深い思考力もつかないだろう。
サンデル教授はスマートだ。小林教授は、エーとかアノーとかが多く、歯切れの悪い講義だったことも、僕の不興の一因である。
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