教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
大学に入学する長男の引っ越しに、昨日から山陰の城下町へ行ってきた。小京都とも水都とも言われる落ち着いた町並みであった。
次々到着する引っ越し荷物をセッティングし、細々したものを買い集め、とりあえず当座の生活ができるように準備した。
午後から親子3人で城下町を観光した。山陰特有の天気だろうか、1時間ごとに激しく天気が変わる。晴れ間が出ていたなと思うと、一天俄にかき曇り雨が降ったかと思いきや、また太陽が顔を覗かせる。と、突然霰が降りかかる。外出には傘を忘れるなという格言が身に沁みた。
親たちが京都へ帰る時間が近づくと、子どもは涙目になっていた。しかしそれは、寂しさではなく、今までの思い出がこみ上げてきたのだろう。18年間しか生きていない子どもには、とてつもなく大きな出来事なのだ。親としての寂しさはこれからジワジワ押し寄せてくるだろう。
別れ際にもらって手紙には、子どもの成長の跡が記されていた。いい旅立ちになると確信した。頑張れ。
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