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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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杉江修治先生の『協同学習入門』を読みながらのコメントです。
バス(Bass,B.M.1962)によると、
グループワークによって形成される集団には2種類ある。
1つは「人間関係志向集団」、もう一つは「課題解決志向集団」である。
前者は、仲良し関係で結ばれることを目標とした集団である。後者は、課題をよりよく達成することを目的とした集団である。
学校現場で言えば、前者が学級活動で目指す集団、後者が授業で目指す集団といえる。
仲良し集団を維持するためには、厳しい鍛え会いという雰囲気は回避されます。
仲良し関係が出来上がれば、課題解決行動が促進されるわけでもない。
たしかに、集団を扱い、集団として活動するという点では共通している。
しかし、その差異をしっかり踏まえておかなければ、どっちつかずの中途半端な活動しかできない。
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